願うこと、叶うこと
(写真:水槽の光 その5)
「なりたい」の願いがある時、私たちはそれに向かって努力をします。でも、大抵は、一時期一生懸命取り組んで、あとは投げ出してしまうことが多いようです。
願いが大きいほど、その達成には努力も期間も必要です。それを一時的な努力で成し遂げようと思っても難しいでしょう。
そもそも、一時的に熱を加えて沸騰させたお湯は、しばらくすればまた冷めてしまいます。それをまた沸騰させるにはたいへんな熱量が必要です。
でも、常にわずかな熱を加え続けたら、お湯は冷める間も与えられず、常に熱を保ち続けるでしょう。
願いを叶えるには、まずは毎日必ず繰り返せる一口大の実践に落とし込んで、それを毎日繰り返すことです。
結果が良くなくても構いません。それは、今の実力値ですから、あとはそこからどう上げるかだけを考えます。そして、毎日の実践はゆっくりですが確実に高みへと運んでくれます。
その実践の源泉はやはり、こうなりたいという願いですから、まずは明確にしっかりと願うことが大切だと思います。