今日学んだこと

生きることは学ぶこと。オレの雑食日記帳。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

目線の違い

(写真:英国庭園風) 《レンガを運ぶ人》昔から、レンガを運ぶ人には3通りいると言われます。一、レンガを運ぶのを、作業と思ってする人朝から晩まで、レンガを運んで、決まった日当を貰うためだけに働いている人です。彼のモチベーションは、仕事が終わっ…

人生ゲージ

(写真:リングテール) 《夢の世を長き未来と思い変え》「夢の世を 長き未来と思い変え 欲知り顏の 欲知らずかな」夢の世、とは私たちの人生のことです。 夢は儚いものの代名詞です。 大金持ちになった。もの凄い出世をした。憧れの彼女と結婚できた。 あっ…

異端こそ輝く

(写真:牧場は緑) 《人の行く裏に道あり》「人の行く裏に道あり 花の山」花見の頃、咲き誇っている花が遠目にもよくわかる見通しの良い場所には、花見客が集中します。狭い場所に皆んなが筵やゴザを敷くので、朝早くから場所を取るのに一苦労です。 また、…

社員があって会社がある

(写真:ピンクフラミンゴ) 会社は誰のもの? 会社は誰のものか?普通に考えれば、創業者である社長が会社の所有者です。 実質の経営を行い、人事権も持っています。ですから、会社の経営方針を決めるのも社長なら、私たち社員を採用したり解雇するのも社長…

虎穴に入らずんば

(写真:皐月) 《9回の裏二死満塁》1点のリードで迎えた9回の裏。相手チームの攻撃。 2アウトまで追い込んだものの、出塁を許して満塁のピンチ。 ここでヒットがでれば逆転負けの瀬戸際で、バッターボックスには4番の強打者が登場。さて、勝負をするべ…

大風呂敷もいつかは

(写真:百花) 《耳触りは良いけど》最近、よく私が言われること。「それって、規模感があって耳触りも良いけど、だから、余計実際のところが気になるんだよね。」 あるいは、 「出来過ぎてない?想定が一つ崩れるとガタガタにならない?」 経験が豊富な人…

シミュレーション力

(写真:陽だまりのネギ坊主) 《プロなればこその、想定力》「何!取り逃がしたと申すか!たわけ!たかが女一人に何をしておる。」 「す、すいやせん。思わぬ邪魔が入っちまって。それが、滅法腕の立つ奴で。」 「馬鹿者!女一人とたかをくくっておるからじ…

八方美人と、協調性の違い

(写真:接写、危険生物) 《天使オヤジ》昔、OLさんたちの間で、『天使オヤジ』と言う言葉が流行ったことがあります。舞台は中堅以上の企業で、内勤のOLさんが多い部署のようです。 そして、そこを中年以上の部長、もしくは課長がまとめている様子が想像で…

どつきあい

(写真:ダンス ウィズ クマバチ) 《ある時禅僧一休が》ある時禅僧一休が、檀家である大家に、法事の打ち合わせで立ち寄りました。一休さんは、門の前に傲然と構えている門番に向かって、「これ、これ、ご主人は御在宅かな。話したいことがあるので取り次い…

イノベーティブ・デイズ

(写真:アゲハ舞う) 《衝撃に備えよ》破壊的イノベーション、それは技術的革新に止まらず、ビジネスモデルの革新や流通の革命により、既存のビジネスモデルが破壊されることです。分かりやすい例としては、デジカメの台頭により、フィルム業界と写真館は市…

将に将たる器

(写真:ツツジとブルースカイ) 《いみじくも、の一言》昔、私の社長だった人は、いわゆる天才肌で、多少癖がある人でした。しかし、少し斜に構えて浮世離れした感じに、とても憧れてもいました。その社長は、自分が優秀である分、要求も厳しく、割とゆるい…

小さなミスを一杯しよう

(写真:ヒルトン・ムーン) 《子供の頃、言われたこと》「悪いことは、子供の頃に一通りしておけ。」 子供の頃によく言われた言葉です。確かに私の子供頃は、今の子と比べると皆んな随分やんちゃでしたし、放ってもおかれました。他の子供に比べて、私はか…

ビッグプロジェクト

(写真:桜の絨毯) 《俺は小心者》もし、どこかの出版社が、「あなたのブログ面白いから、うちで出版させてください。」と言ってきたらどうでしょうか。(有り得ませんが)えっ!たくさん売れれば小金が入るかも!と、浮かれるかも知れませんが、やはり最後…

まずは、一芸に全力投球

(写真:龍翁の壺) 《一芸に秀でた人》私たちは、学校や社会で、満遍なく平均点を取ることを求められてきました。 国語、算数、理科、社会、体育、家庭科まで、別に一つくらい不得手があってもいいじゃん、と思うのですが、担当教諭はどの教科でも、不出来…

ひらめかない人は考えていない人

(写真:菜の花、黄金の絨毯) 《降りてきた、的な》「あっ、今降りてきた!」 「何が?」 「凄いアイディア」 「どんな?」 「あのさ、俺ら、パン屋なわけじゃん。でも、他の店に負けない特徴がだせてないんだよね。それで、考えたんだ。」 「またあ、へん…

寄らば大樹の翳り

(写真:落下する隕石のような夕焼け) 《寄らば大樹の陰、と言われた時代》「寄らば大樹の陰」 かつては、そのように言われ、子を持つ親ならば、自分の子供に大手企業に就職して欲しいと願いました。 それは、大手企業ならば、収入も保証され、なにより大き…

両極端の価値観故の安定

(写真:ちゅうりっぷ競演) 《なぜ、セウォル号は沈んだのか》昨年4月、行方不明者合わせて300名以上の死者を出した韓国のフェリー船 セウォル号の沈没事故。 年若い多くの高校生たちが犠牲になったことで、未だに胸の痛む事故です。 同時に、国や船会社、…

社長の質問

(写真:つつじの庭園にようこそ) 《ロングキッスグッドバイ・ネタバレ注意》今から20年前に、『ダイハード』で有名なレニー・ハーリン監督が、『ロングキッスグッドバイ』と言う作品を作りました。 監督の他の作品同様、これも物凄いアクション大作です…

話し下手解消法

(写真:初夏への誘い) 《話し下手の人とは》報告書やメールなら上手くまとめられるけど、口に出すとサッパリ要を得ない。私も、そんな話し下手人間のひとりです。たまに、創作をする人にも居ますね。作品や世界観、文章は秀逸なのに、口で喋りだすと支離滅…

力量のバロメーター

(写真:ダンデライオン&ハニービー) 自分でするのと、自分が指示して人にさせるのとでは何倍も難易度が変わってきます。 つまり、自分がやっとやっとこなしている仕事を人に振ったら、まず同じ結果は望めません。何故でしょうか。 自分がやっとこなせると言…

叱ると、怒る

(写真:春萌ゆ) 子供の頃、よく先生や両親に言われました。 「これは、怒っているんじゃない。叱っているんだ。」 しかし、叱られながらも、(これはどっちだろう、やっぱり怒っているんじゃないの?)と思ったものです。「怒る」と「叱る」の違いは何でし…

勉強、今昔

(写真:街灯に凛と咲く) 「スマホいじり」 スマートデバイス依存症の身としては非常に耳の痛い言葉です。 別にゲームをして遊んでいる訳ではありません。気になること調べたり、ニュースを見たり、あるいは原稿の下書きをしているのです。ある意味、自分で…

墨俣戦記

(写真:山と鯉と風と) 織田信長が美濃への侵攻を狙って、美濃城主の斎藤氏と合戦を繰り返していた頃のこと。長良川西岸の洲俣(墨俣)は交通・戦略上の要所として、しばしば合戦の舞台となっていました。 「墨俣に築城をせよ」 信長の命を受けて、佐久間長…

哲学に始まり、哲学に終わる

(写真:サンセット・シルバー) 「哲学」、「人生哲学」「経営哲学」「野球哲学」。 稲盛和夫氏や、野村克也氏の顔が浮かんできそうです。「哲学」=「人生観」「規範」「流儀」、そういい直すと分かりやすいかも知れません。 「人生哲学」=「人生観」 「…

三人市虎を成す

(写真:菜の花は黄金色)『三人市虎を成す』とは、中国の故事です。魏の国の太子と、その側近が他国へ送られることになりました。その側近は、魏王に目通りを願い、以下の話を伝えました。「王様、もし市場に虎が出たと言うものがいたら、お信じになります…

風を受けて走る

(写真:道端の田園)見渡す限り水平線の中を、一艘のヨットが、はち切れんばかりに風を受け帆走しています。そして、どこまでも続く海のブルーに、マストと航跡だけが白く輝いています。私のブログのハンドルネーム「フェアウィンド」(順風満帆)は、そん…

人生のグランドデザイン

(写真:和風なアフタヌーン)NHKに出演していた高校生たちに、インタビュアーが聞きました。 「将来の夢は何ですか?」「私、介護福祉士を目指しています。」 「看護師です。」 「僕は消防士です。」そのような高校だったのかも知れませんが、自分の一生の…

フロントエンドとバックエンド

(写真:朝空)WEBの世界で、フロントエンドとバックエンドという言葉があります。 また、マーケティングの世界でも、同じ言葉を使うことを最近学びました。マーケティングの場合は、WEBのそれとはまるきり意味が異なり、フロントエンド商品、バックエンド商…

羽根が生えている人

(写真:桜通り、今が見頃)「思いついたら、すぐの人」さっきまで、アイディアを口にしていたかと思えば、気がつけば走り出している。 いろいろと周りとの調整もいるし、準備もいるだろう。ちゃんとゴールまで考えているの? 周りはいつも心配したり、怒った…

営業とセールスマン

(写真:桜も盛りを過ぎし頃)後輩の営業マンが感心して言いました。 「営業とセールスマンは違ったんだ・・・。」営業職、英語で言えばセールスマン。 ですから、同じと思うのが普通です。しかし、あるトップセールスに「セールスマンの仕事と、営業の仕事…