今日学んだこと

生きることは学ぶこと。オレの雑食日記帳。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

人に助けを求めるというのは、むしろ強い人にしかできない行為ではないだろうか

(写真:東京の玄関口 その2) ■賢明なドクターは名医とは、ブラックジャックのように何でも治してしまう医者よりも、自分の治せる病気と治せない病気を見極めて、適切に専門医に紹介できる人を言うのだと思います。 これは、人の命を預かる医療界では常識…

結局のところ、人格は言動よりはるかに雄弁なのである

(写真:東京の玄関口 その1) ■二人の僧侶これは、二人の僧侶の話です。 二人は、若い頃から出家の道を志し、同じ師について、同じ学び舎で寝食を共にしました。 やがて、同じように頭角を現し、今では二人とも多くの人々から、名僧知識と仰がれる立場です…

売っているのは何?

(写真:金沢駅2015) ■社長の質問昔の社長に問われたことがあります。 「僕らが売っているものは何かな?」 そりゃ、製品でしょう。 間違いはないでしょうが、社長は満足はしませんでした。 「製品だけあれば、お客さんはお金を払うの?例えば、昨日今…

働く仲間たちへ

(写真:日本海 曇り空) ■非正規雇用の拡大ニュースでは「非正規雇用拡大」が報じられています。 厚労相の昨年の統計では、労働人口の19パーセント、実に5人に1人が非正規雇用になっています。 そして、非常に問題視されている訳ですが、非正規雇用の何…

軍師的、オレ

(写真:ヒッチコック・ナイト その2) ■課題に強い「俺って、ひょっとして軍師向きじゃない?」 思わずそう呟いたら、さっそく聞きとがめた人に「何で?」と尋ねられました。 何でこんな時だけ反応するかなあ、と思いながらも、出してしまったものはしょう…

憲法9条

(写真:ヒッチコック・ナイト その1) ■ノーベル平和賞以前、日本の憲法第9条がノーベル平和賞を取るとか、取らないとかで話題になりました。 事の発端は、2014年に遡ります。 憲法9条をノーベル平和賞の候補にしようと発案した人がいて、数人の発起…

仕事を増やす人

(写真:あふれる赤) 時間がない、時間がない とかく今は時間がない。 「忙しい、忙しい」と皆んな目に角を立てて走り回っています。 その癖、日本人ホワイトカラーの生産性は先進国中最低だとか。 いったい、どうなっているのでしょうか。 休みも取らず、…

世界の片隅で

(写真:栄 テレビ塔) ■子供の頃の思い出子供のころから、自分は持て余しものだったようです。 よく利かん気を起こして、特に母親から叱られていました。 「お前は何の気になっているか知らんが、ここにお前と言う人間がいて、しばらく生きて、やがて死ぬ。…

問題が起きたら

(写真:夕闇に沈む街) ■海外ドラマのワンシーン前に見た海外ドラマでのワンシーン。 ハワイの人は、サーフボードに乗って遠泳に出掛けるようです。 ドラマの主人公も、サーフボードに乗っかって意気揚々と波間を渡っていたところ、突如猛スピードで突っ込…

CIO

(写真:キャンディ・フラワー) ■CIOCIO、中小企業ではまだ馴染みのない役職ですが、大企業ではかなり広がっているポストです。 CIOは、Chief Infomation Officer(最高情報責任者)と言う立場です。 この役職は、企業の情報化、つまり、ITも…

1パーセントの力

(写真:高台にて) ■たかが1パーセント、されど1パーセントたかが1パーセント、されど1パーセント。 最近、話題のIOT絡みで聞くのは1パーセント〜数パーセントの改善の成果です。 関係者は歓喜して、その取り組みの成果を報告しています。 センサー…

当事者意識

(写真:霧にけむる山々) ■奥さんの不満亭主の私たちには、少し耳の痛い話を一つ。 私たち男性と女性では活動のフィールドが違っています。 男性は主に家の外をフィールドとし、女性は家の中をフィールドとします。もっとも、最近は奥さんをしながら、家の…

ビジネスはご縁なり

(写真:夕焼けエントツ) ■わらしべ長者わらしべ長者は、ご縁の大切さを教えた話です。 〜・〜 ある時、文無しの男が夢のお告げを受けました。 「長者になりたいと言うそなたの願いをかなえてしてしんぜよう。まず、目が覚めて一番に掴んだものを大事に握っ…

イマジン

(写真:流れ星雲) ■イマジンビートルズの中心メンバー、ジョン・レノン、そのソロの代表曲『イマジン』。 1971年リリースなので、もう45年も前の曲なのですね。 私は、1980年にジョン・レノンが凶弾に倒れた時に、初めて耳にしました。 静かな旋…

誇るべきは結果、行動ではない

(写真:秋くれない その3) ■いいじゃん、頑張ったんだから社会人になった時に肝に銘じたこと。 「頑張った」は言い訳にならないと言うこと。 学生の頃は、上手くいかなくても「いいじゃないの、頑張ったんだから。必ず今度は上手くいくから」と励まして貰…

テレビは何処へ行く

(写真:秋くれない その2) ■ニコ動テレビ『ニコ動テレビ』と言う言葉がありました。 そこで、気になって検索エンジンに聞いてみたところ、あの「ニコニコ動画」をテレビで視聴する仕組みのようです。 詳しい説明はありませんでしたが、一つのテーマを決め…

バカになあれ

(写真:田園の赤電車 その3) ■耳触りの良い言葉以前、日経の「私の履歴書」に登場された社長。 今まで日本に無かった革新的な製品を発表したところ、たいへんな反響があったそうです。 マスコミはこぞって持ち上げ、それに呼応するように消費も伸びていき…

制約あるが故の方向性

(写真:秋くれない その1) ■なんでも自由にできたら妖精が言いました。 「なんでも好きな願いを3つ叶えよう。」 それを聞いて主人は小躍りして、「俺は今とても腹ペコなんだ。大きなソーセージを出してくれ。」と頼みました。 やがて、現れたソーセージ…

不満はチャンス

(写真:田園の赤電車 その2) ■常にある不満人間、どんな状況でも不満を抱くものです。 もちろん、ブラック企業と後ろ指をさされる企業に勤めていたら、不満はとめどもなく溢れるでしょう。 しかし、そうでない、企業としてはかなりしっかりやっているとこ…

今の自分こそ正客

(写真:田園の赤電車 その1) ■そこにあるチャンス大きな願いを心に抱き、いつかは自分もと夢を馳せる。そんな思いを誰もが胸に秘めて生きています。 そして、人生はチャンスの連続。 そのチャンスと、自分の準備がバッチリ合えば、その日に人生が大きく開…

事業は価値の創造

(写真:色づくストリート) ■作業と事業今でもよく、「作業」ではなく、「事業」をせよと諭されます。 しかし、今まで「事業」についてあまり意識してきませんでした。 事業なんて、経営者が考えれば良いくらいにしか考えてこなかったのです。 つまり、経営…

インバウンド

(写真:沿線の月) ■インバウンドとはインバウンドと言う言葉をよく聞きます。 使われる場面は、「インバウンド消費を取り込め」とか、経済誌などで見かけますね。 インバウンドとは、海外から日本に来る観光客を指して言います。そこから、海外観光客を日…

自分の限界は自分が何であるか、ではなく、自分で自分をどう見ているかで決まる

(写真:バースデーパーティー) ■凡庸さを自覚する若い頃は、根拠なく自分のことを特別な人間だと思っていました。 と、聞くと、すごく嫌な人間に思えますが、人間には誰しも、そんな一面があります。 人生と言うこの舞台に投げ込まれて、周りには自分と、…

株の話

(写真:イブニング・ムーン) ■あるジョークブラックジョーク集から、一ネタ。 生前株式投資にのめり込んだ男が、死んで地獄に堕ちました。 すると、そこはとてつもなく広いプールで、「生きている時に株をやり過ぎた報いだ」と、獄卒は男をプールに投げ込…

現場責任主義

(写真:緋色のグラデーション) ■プロフェッショナル経営者日本経済新聞がスポンサーで、有名作家がコメンテーターを務めるビジネス情報番組。 私も、上司の影響で一生懸命見ていた時期があります。最近でも、圧倒的な人気があるのでしょうか。 その番組で…

なぜ、恋は実らないのか

(写真:鯉まるけ その3) ■魅力的な女性に出会ったらまだ、独身の頃。 素敵な女性に会うと、恥ずかしながらポーッとする。 そして、自分でもお付き合いするチャンスはないかと考える。 考えると言うより、むしろ妄想すると言った方が良いかも知れません。 …

健康長寿

(写真:鯉まるけ その2) ■不思議な国ニッポン海外から見れば、この日本には不思議ところがたくさんあるのだとか。 その一つが、「どうして、日本人はあんなに長生きなのか?」 例えば、アメリカを例に取ると、あの国では病気になったら死なねばならないと…

どうでも、いいね!

(写真:鯉まるけ その1) ■加藤の乱加藤の乱とは、2000年11月に次期総理の最有力候補と見られていた加藤紘一氏が起こした倒閣運動を言います。 当時首相だった森喜朗氏は、失言が多く党の内外から激しく批判を受けていました。 そのとき、前小渕首相…

インテリの受難

(写真:藤川宿) ■インテリとはインテリとは、御存知の通り、ロシア語のインテリゲンチャから来た言葉です。 「インテリゲンチャ」とは、知識階級を指し、広い知識と、それをもとに培った見識で、世の中を先導する立場です。 例えば、政治家や、官僚、学者…

稼ぐことより、稼ぎ続けること

(写真:黄金のはぐれ雲) ■安売り王以前読んだ企業小説の主人公は、今のヤマダ電機や、ビッグカメラのような量販店を展開する社長でした。 まだ、量販店が台頭する前、そしてダイエーのような大手スーパーが力をつけ始めたころに書かれた小説です。 あの頃…