今日学んだこと

生きることは学ぶこと。オレの雑食日記帳。

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

べき論だけでは広まらない 〜参加者を募るには〜

(写真:信金の夕暮れ) ■正論、べき論「今は、国家有事の時であるぞ!一億火の玉の覚悟を持ってご奉仕するのだ。」 「最前線で戦っている兵士の皆さんを思えば、銃後を守る我々国民が質素倹約に努めてこそ当然ではないか。」 戦中を描いたドラマで、頻繁に…

ツムツム 〜分散した力を集める〜

(写真:夕陽のカイト) ■ツムツムポケモンGOが日本でも解禁され、賛否両輪が高まりを見せる中、一番焦りを感じているのが同業のゲームメーカーではないでしょうか。 浮気なゲームユーザーは、次から次とダウンロードして、短期間にいろいろなゲームを渡り…

人事を尽くす 〜人任せの部分を人任せにしないマネジメント〜

(写真:大天幕 〜夕刻〜) ■行き違い作らせて下さいと頭を下げて頼むもんだから、じゃあ頼もうかとスタートする。 たくさん人が来て、「どうして欲しいですか?」と聞かれるので、日頃やっていることを一生懸命思い出して伝える。 「これで充分ですね?もう…

ホームラン王は三振王 〜勇気をもって失敗する〜

(写真:大天幕) ■ホームラン王は三振王イチローは、日米通算で2000得点を獲得しました。 そして、2000得点を超えているのは、メジャーでも7人しかいないそうです。 それまで日本人で得点王と言えば、かのホームラン王の王貞治氏で、1967得点…

応病与薬 〜100パーセントを教えようとしてはならない〜

(写真:青空カイト) ■茶碗の喩え相手が誰であっても、正しいことならば、そのまま伝えて構わないのではないか。 そのように思いがちです。 しかし、どんなに正しくても、そのまま伝えてはならない場合があります。 それは、相手にそれを受け取るだけの力が…

責務を果たす 〜組織は指導者の器以上にはならない〜

(写真:春待ちの丘) ■言わなきゃ、やらない人たちの閉塞感ビジネス書で読んだ話 ・・・ 「昔はこうじゃなかった。いちいち言わなくても自分が何をすべきか分かったもんだ。」 相も変わらず、職場で人をまとめる立場の人がボヤきます。 「だって、そうだろ…

無い物ねだりを止める 〜今いるメンバーがベストメンバー〜

(写真:森の電車) ■溢れる不満本当は、俺はもっとやれるのに、周りのメンバーに恵まれていないから、俺までパッとしない。 誰しもが、そんな不満を心の中に抱いています。 もちろん、「そもそも人の前に自分はしっかりできているだろうか」「人にばかり求…

動かない誘惑を破る 〜批判者になるな、改革者になれ〜

(写真:午後のひつじ) ■動くものは叩かれるいつも現場には問題が山積みになっています。 そして、誰もが困った、困ったと口にしています。「このままでは、いずれ立ち行かなくなる。今の内に何とかしなくては。」 口さえ開けば、私たちは一端の戦略家で、…

子育ては親の大修行 〜一緒に親になる〜

(写真:ポニー その2) ■親には誰でもなる、何時でもなる地球上には70億の人間がいます。 それは、何千、何万の世代を経て、親から子へと命を育んだ結果です。 男女がいて、好きあって夫婦となり、命を宿して親となります。そして、かけがえの無い命を産…

ティーアップ 〜後輩が動きやすくするのは年長者の務め〜

(写真:ポニー その1) ■ティーアップゴルフでラウンドを始める場所を、ティーグラウンドと言います。ティーグラウンドの謂れは、ティーにゴルフボールを乗せてドライバーで思い切り飛ばす場所だからです。 ティーとは、ご存知の通り、木やプラスチックで…

プロの価値 〜決めるのはお客様ではなくて僕たちだ〜

(写真:春待ちの牧場) ■誰も答えを教えてくれない企業の企画から質問を受けました。 「どんなものになら、お金を払ってくれますか?」 そこで、こう答えます。 「グッと、僕らの心を掴んでくれたら、お金を払っても良いかな。」 「では、その心をグッと掴…

老いたライオン 〜一生懸命人を受け入れた人は、最後自分を受け入れられる〜

(写真:キツネザル) ■老いたライオン動物園で、近寄って見るライオンはたいへんな迫力です。 大きな身体、大きな顔、そして大きな口に、そこから突き出た鋭い牙。人間の頭など一噛みで砕けそうです。 その下には筋肉の盛り上がったたくましい腕と、他の動…

船頭 〜作業は分担できるが、責任は分担できない〜

(写真:ダチョウ、ハロー!) ■船頭多くして「船頭多くして船陸に上がる」と言います。 船頭とは、船の舵を預かる大切な仕事です。 舵を預かるから、船頭が西に船を向けたいと思えば西に、東に船を向けたいと思えば東に自由に船を動かすことができます。 そ…

バーバルとノンバール 〜熱意は語る〜

(写真:スペードの木) ■言語と非言語ある時、往年の大俳優ポール・ニューマンがレストランで、メニュー表にある料理の名前を次々と読み始めました。 声に出し情感を込めてゆっくりと。 すると、周りで聞いていた人はだんだん感きわまって胸が熱くなってき…

成果認証と存在認証 〜月曜日が待ち遠しくなる会社〜

(写真:雲のキャラバン) ■月曜日が待ち遠しくなる会社情けないかな、平日は歯を食いしばって働いて、休日までの日数を指折り数える。 さあ、明日から休みだ!とテンションが上がるのもつかの間、休みの時間が過ぎてゆくに従って、だんだん憂鬱な気持ちが頭…

認知的不協和音 〜何に縛られるか〜

(写真:夜のモリコロ) ■認知的不協和音とは認知的不協和音とは、人間が自分の中で矛盾する認知を同時に抱えたことを言います。 すると、その状態は非常に不快なので、それを解消するように行動を起こします。 有名なのが、イソップの「キツネと葡萄」の話…

ドアノック 〜私にできることはありませんか〜

(写真:切り紙の牧場) ■部署の壁、立場の壁側から見ていると、もっと協力し合えば良いのにと思うのが、同じ会社の違う部署同士。 そんなに人数が多いわけでもなく、また事あるたびに集まって打ち合わせをしている割には、意外に肝心なところが連携出来てい…

慈悲 〜苦にあるものに於いて偏に重し〜

(写真:高岡の夜明け その2) ■慈悲親の慈悲、母の慈悲、仏の慈悲。 「慈悲」は「慈」と「悲」の二つの意味で出来ています。 「慈」は、今苦しんでいる人の苦しみを除きたいとも思う心です。例えば、目の前に病気で苦しんでいる人がいれば、医者は何として…

影があってこそ、光が際立つ 〜何故、完全無欠が振り向かれないか〜

(写真:高岡の夜明け その1) ■影の効用「外晴れてきた?」 そう問われて、窓から外を覗いてみます。 「うん、日が射してきたよ。」 そう答えるとき、私たちは何を見て判断をするでしょうか。 雲ひとつない青空か、あるいは窓に射し込む日の光か? それよ…

血を流す奴、流さない奴 〜真剣に仕事をする人間〜

(写真:白川PAにて) ■時間をかけても成果が上がらない理由「いつまで時間をかけるつもりか!」 時間をかけているのに、いつまでも成果を上げることができないと、厳しく叱責されます。 そこで初めて、すっかり作業に取り込まれていた自分と向き合うこと…

セルフハンドリング 〜そんなことに時間を使えないと言える自信〜

(写真:大日ヶ岳) ■与えられて働くか、自ら見つけだすか今の朝ドラで、ヒロインが「仕事をください」と社内を聞いて回るシーンがありました。 まだ、新入社員でスキルも経験も今ひとつ、周りの女子ともギスギスして、すっかり仕事を干されてしまった彼女。…

PDCAの本質 〜作業と振り返り〜

(写真:光る巨人) ■作業しかできない私たち前に「作業のわな」と言う内容を投稿しました。 私たちは、目の前に作業を与えられると、それで満足して、何のために作業しているのか、作業して最後どこに行き着くのかを忘れてしまいます。 目の前に作業が積み…

第三者力 〜自惚れ世界チャンピオン〜

(写真:和紙の工芸品) ■自分と言う蟻地獄人間は厄介です。 しかし、一番厄介なのは自分自身です。 はたから見たら、完全に勘違いして、おかしなことになっているのに、自分で気がつくことは至難です。 でも、人からハッキリ指摘されたり、勘違いが元で大失…

残る仕事、残らない仕事 〜お金にならないけど価値ある仕事〜

(写真:冬空) ■仕事の価値基準「頑張っているね」と声をかけられる。 「いや、1円にもならないことばかりでね。 少しは金になれば良いのに。 お金を稼がないヤツは昔から穀潰しって言われるしさ。」 すると、 「いや、お金になるばかりが仕事の価値ではな…

クラウド 〜壊れる枠組み、そして新たな参加者たち〜

(写真:夕暮れ その3) ■クラウドソーシング、クラウドファンディングクラウドソーシング、あるいはクラウドファンディングという言葉はご存知でしょうか。 クラウドソーシングは、仕事の依頼をしたい人がインターネットの専用サイトに、仕事内容をアップ…

何で?力 〜知識を超えるもの〜

(写真:夕暮れ その2) ■何で?の瞬間ある時、知り合いのお医者さんが言いました。プライベートの時間だったので、患者さんの前で言えない本音がポロリと出たのでしょうね。 曰く、 「睡眠時間が大切というけど、6時間寝ていないから短命だからとか、8時…

腫れもの 〜攻撃的な人の抱えているもの〜

(写真:夕暮れ その1) ■腫れものに触る「腫れ物に触るように扱う」と言います。 身体に吹き出た腫れものは、触ると痛いから、軟膏を塗ってなるべく触らないように、触らないようにと気をつけます。 同じように、何か一言言うと直ぐに突っかかってくる人が…

コアを育てる

(写真:夕陽の牧場 その10) ■現場のプライド現場には現場のプライドがあります。 なぜなら、現場をずっと目の前で見ていますから、オペレーションは細かいところまで熟知しているし、たいていの問題は対処する自信があります。 そして、今更上の人から指導…

なんでも肯定する

(写真:夕陽の牧場 その9) ■悪人のいない世界NHKの朝ドラで感心すること。 それは、悪人がただの一人も出てこないことです。 最初「いけ好かないヤツだな」と思う人も、意外と人間的な弱みを抱えています。やがて、それを匂わせる伏線が少しずつ描かれ…

顧客に仕事をさせる

(写真:夕陽の牧場 その8) ■知らないうちに働かされているお金を払っているのに、知らないうちに働かされている。 そんなこと、ありますね。 子供が、ある回転寿司のチェーン店に行きたがります。 その店は、カウンターやボックス席に皿の返却口があって…