今日学んだこと

生きることは学ぶこと。オレの雑食日記帳。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

私は貧しくない

(写真:梅と鉄塔) 老後破産 若い頃は、辛くても一生懸命働く。 そうすれば、定年後はいくばくかの退職金を手にして、悠々自適な年金暮らしができる。 近所のお年寄りと朝の散歩で挨拶を交わせば、「少し庭いじりをした後は、お気に入りの喫茶店でモーニン…

ステータスより、プロフェッショナル

(写真:孔雀絵) 憧れ 男と生まれたからには、一旗揚げたい。 多くの人間を相手に号令をかけてみたい。 そして、大きな仕事を成し遂げたい。 人から偉いものだと言われたい。 自分が歩くと皆んなが頭を下げてくれる、そんな人間になりたい。 周りに仰ぎ見ら…

笑顔と報酬、2重どり

(写真:クレーン乱舞 その3) 仕事の目的 私たちが、毎日会社に出社するのは何のためでしょうか。 それは、会社に労働力を提供して、代わりに賃金を受け取って生活費を稼ぐ為です。 私たちと会社は雇用契約を結んでいます。 その契約のもと、私たちは会社…

もう自分の幻想に騙されるのは止めよう

(写真:額絵 その3) なりたい自分と、本当の自分 なりたい自分って何だろう。 「あの人みたいになりたい。」 「あんな風に颯爽と生きてみたい。」 「あの人みたいに皆んなから仰がれてみたい。」 そんな理想の姿は誰でも持っています。 そして、それに近…

飾らないこと、良い顔をしないこと

(写真:額絵 その2) 人間を飾るもの お国自慢や地元出身の有名人自慢。 愛知県人の自慢はなんと言ってもメジャリーガーのイチロー。あるいは、大須スケートリンクから排出した安藤美姫や浅田真央。 世界企業のトヨタ自動車や、天下を統一した織田信長、豊…

本物と偽物は見えないところのあり方で変わる

(写真:額絵 その1) 政宗と義弘 鎌倉時代のこと。 当代一の刀鍛冶を決めることになり、18人の名刀工を選んで競わせることになりました。その中には、かの有名な岡崎政宗や郷義弘も含まれていました。 刀鍛冶たちは、それぞれ丹精を込めた一振りを納め裁…

自分の人生を生きる

(写真:そらの残り火) とかくにこの世は住みにくい 夏目漱石氏「草枕」に曰く、 『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくにこの世は住みにくい。』 人に負けまい、騙されまい、馬鹿にされまいと、自分の知恵をたのみ、肩…

人のイメージの中の自分で生きない

(写真:月下) 診断アプリ 昔、占い、今診断。 よく、Facebookの投稿で見かける「あなたの〜度は?」的な診断アプリ。 人がやっているのを見ると、ついつい自分も気になって思わずやってみたくなります。 本質的に、占いとか診断にはそのような要素があるの…

否定は自分を傷つける

(写真:眼下の名古屋市) 指のさす先 昔、流行ったダメオヤジという漫画。 主人公は、会社でも家庭でも居場所がないダメな中年オヤジ。 仕事も出来なければ、家でも鬼嫁(劇中では「鬼ババ」)に頭が上がらない。 それどころか、人間的にもダメダメで、自分…

初心

(写真:クレーン乱舞 その2) 再びの一年生 私には60歳を過ぎた知り合いがいます。 60を過ぎて再雇用になったその人は、また一年生のやり直しだと言われます。 60までは、先輩だ、役職者だと立てて貰えますが、それを過ぎれば自分より若い後輩に順わ…

人の意見から選択肢の可能性を得る

(写真:クレーン乱舞 その1) 頼みにしたいのは自分 いつも正しいのは自分、そして頼みになるのも自分。 口に出して言わないまでも、人間はどこかにそんな自負心を持っています。 自分が間違うはずがないから、その自分に意見をされるのを嫌います。 自分…

我が活動

(写真:足助町の路地裏 その3) 東北から、熊本から 2011年3.11、東日本大震災。 そして、今年4.14、熊本地震。 被災した地域から、悲惨な映像が届けられました。 その映像に日本中が思わず見入って、足を止め、果たして自分はこんなことをして…

交流

(写真:足助町の路地裏 その2) 交流 ある時、かの二宮尊徳が、振興に尽力していた村の民を集めて説いて聞かせました。 「自分にかき寄せれば、脇をすり抜けて逃げていく。向こうに押せば、巡り巡って自分に返ってくる。全てこの習いさ。」 これは、二宮尊…

不安と理由付け

(写真:足助町の路地裏 その1) 不安な存在 最近は北朝鮮が核実験と長距離弾道ミサイルの実験を繰り返しています。 明らかに日本を含む周辺国への示威行為だと分かっていても、誰もその実験を止めさせることはできません。 好き放題やらせておいて、すっか…

言葉を拾う、思いを拾う

(写真:中馬のお雛様 その6) 武蔵とお通 吉川英治の『宮本武蔵』は、江戸時代黎明期の剣豪、宮本武蔵の青春期から、佐々木小次郎との決闘までを描いた傑作時代小説です。 主題は、剣を極めようとする武蔵の厳しい求道の物語ですが、それに彩りを添えるの…

ベストからの引き算

(写真:中馬のお雛様 その5) アポロ11 約45年前、人類が地球のあらゆる場所を踏破して、次に目指した場所は月でした。 夜の天空にポッカリ浮かぶ丸い球体。 手を伸ばせば、まるで届きそうに思えます。 しかし、その距離は38万キロ彼方です。 地球の…

証明は行動で

(写真:水のある風景 その3) 評価乞食 「愛してる?ダーリン?」 「もちろんだよ、マイスイートハート。」 よく昔のアメリカのファミリードラマで見られたシーンです。 対して、日本の男は、自分の妻に「愛してる」「好きだ」とは滅多に言いませんし、言わ…

顧客と歩調を合わせる

(写真:中馬のお雛様 その4) 先走り 話半分に聞いて、どんどん提案書を仕上げて、それを得意げに見せている。 どうです、凄いでしょ。 でも、「うん、そうだね、まあ」とは言ってくれるものの、一向にOKがでない。 それで、自分なりに一生懸命考えて修…

上司には考えさせてはならない

(写真:中馬のお雛様 その3) 上司には考えさせてはならない 上司には考えさせてはならない。 これは、どう言う意味でしょうか。 上司に考えさせるとは、自分の報告に欠落しているところがあり、そこを上司が一生懸命補っている状態です。 報告を聞く時、…

運の良い人の三つの条件

(写真:中馬のお雛様 その2) 運の良い人 ♫「運が良いとか、悪いとか、人は時々口にするけど、そういう事って、確かにあると、あなたを見ててそう思う。」 さだまさし氏の「無縁坂」の歌詞です。 これは、氏がお母さんの人生について歌った、とても心に沁…

2分間ルール

(写真:中馬のお雛様 その1) できない奴は机が乱雑 仕事のできるできないは、机の上に表れるそうです。 確かに、机の上がゴチャッ!としている自分は、時に行き当たりばったり、時に支離滅裂。頭の中身がそのまま机に溢れている感じです。 対して、同僚は…

自分の本質は自分ではわかりやすいが、人には伝わりづらい

(写真:植栽爆発) ステレオタイプ 今、陶器はほとんど工場で生産されます。 そして、材料を同じ型にはめて、大量に焼いて生産するから、安い価格で提供することができます。 そのため、私たちが身の回りで使用している茶碗や皿、コップや湯のみは、高くて…

貧乏人結構。誰もその貧乏を盗もうとしないのだから。

(写真:水のある風景 その2) 格差社会 世界では、2割の富裕層が富の8割を所有し、残りの大多数であとの2割を分けあっていると言われます。 そして、日本にもそんな格差社会が進行しています。 少し前の統計ですが、子供の5人に1人が就学支援を受けて…

楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。

(写真:水のある風景 その1) なぜ、事を成しえないのか なぜ、事を成しえないのか。 新聞や雑誌、テレビで見聞きする、立派な仕事を成し遂げた人たちがいます。あるいは身近な人たちも、いつの間にか驚くような成果を上げています。 自分なりに頑張ってき…

功罪を同時に見る

(写真:川縁の景観) 考えに酔う 私たちは、自分で自分の考えを否定するのはたいへんです。 また、それに意見を言われるのも好みません。 それで、つい批判的な人から距離を置く傾向があります。 しかし、為政者がこれをしてしまうと一国の存亡に関わります…

最後まで貫徹できる結論をだすのが本当の「決断」

(写真:放射する枝) 考えが浅い病 私は自分のことを「考えが浅い病」だと思っています。 深く考えずに行動しては、後から問題を発生させています。そして、その問題解決のために手を打つのですが、それがまた場当たり的で、ますます傷を広げてしまいます。 …

9条考

(写真:青空の枝ぶり) 憲法9条 憲法9条。 「1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2.前項の目的を達するた…

責任を負って下さる人

(写真:梅の岩) 苦手な人 誰しも苦手な人はいます。 特に私は、先生にしろ、先輩にしろ、上司にしろ、すぐ上の人が苦手で敵いません。 なぜでしょうね。 一番近くで指導を受けていると言うことは、それだけ相手も自分に対して直接責任を負っていることにな…

一番大切なことを間違えない人

(写真:ニワトリの里) 絡み合う利害 相手は誰か。 相手は、一人か複数か。 相手が一人なら苦労はしません。 その相手のことだけを考えていたら良いからです。 しかし、相手が3人も4人も現れたらどうするか。 そして、みんな求めることが違う。 しかも、…

医は仁術なり

(写真:夜の街の怪獣 その2) 高度医療の陰で 医療の目的は延命です。 医療は、1分でも1秒でも人間の命を延ばすことに注力してきました。 おかげで、高度医療に支えられた日本は今や長寿世界一を誇るに至りました。 しかし、その長寿社会も曲がり角に来…