今日学んだこと

生きることは学ぶこと。オレの雑食日記帳。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

確信から勇気、勇気から確信

(写真:紫の群生) 殿様の命に従わなかった船頭 人がことをなすには、確信と勇気が必要です。 確信が勇気を生んだ例としては、殿様の命に従わなかった船頭の話があります。 ある時、鍋島加賀守が江戸に参勤交代のため、瀬戸内海に船を走らせて、その日のう…

ITインキュベーター

(写真:天女) ベンダーに厳しい時代 私たちは、自分を「ITベンダー」と称しています。 ベンダーは「売り手」「販売業者」を意味するので、ITベンダーとは、コンピューターと周辺機器、ソフトウェアやそれにまつわるサービスを提供する立場を言います。…

J曲線

(写真:ネギ坊主) J曲線 J曲線、また、ジェイカーブとも言う。 これは、新規事業に挑戦した人が体験する業績の曲線である。 まず、横軸を時間に、縦軸を業績に二次元グラフを描く。 そして、その真ん中にアルファベットのJを 大きく書き込んでみる。 こ…

Aの質はQの質に比例する

(写真:満開 さくら、薄紅と紅 その2) 妻への質問 これは、あくまでフィクションです。 ・・・ 夫婦も長くなると、お互い空気のような存在になると言う。 つまり、いることがお互い当たり前になり、言葉を交わさなくても全て以心伝心で伝わるようになるそ…

許容されるまで待つ

(写真:満開 さくら、薄紅と紅 その1) 異質への参加 今まで一緒に釜の飯を食べていた人たちと離れて、新しい輪に加わる。 郷に入っては郷に従え、と言われるから、まずは受け入れられるよう努力する。 しかし、とかく他所者には厳しいのが日本人。 なかな…

プロセスの途中で失敗を恐れることは、最終的な失敗

(写真:プリティーピッグ) プロセスの途中で失敗を恐れることは、最終的な失敗 一旦志を持って始めたことでも、もし途中で不安に襲われ迷いが出たら、その取り組みはまず上手く行かないだろう。 自分なりに、今日の題をそう解釈してみた。 こんな話がある…

仮説量をいかに減らすか

(写真:溢れ出す薄紅色) 仮説が仕事を早くする 「仮説は羅針盤。」 前にそんなことを書きました。 海の真ん中で、前も後ろも右も左も波しか見えない時に、進むべき方向を示してくれるのは羅針盤です。 同じように、全く新しいことを始めた時、それこそ方向…

どうせ人生リセットできる

(写真:特撮っぽい街) 命まで取られる訳じゃなし 「シガラミ」 私たち人間には、面倒臭いシガラミがたくさんあります。 地位や名誉、財産、立場、そして家族、望んで求めたものばかりなのに、シガラミと言う要らないお荷物がついてきます。 地位や立場を手…

長男病

(写真:硝子に映える) 惣領の甚六 昔から、「惣領の甚六」と言われます。 「惣領」とは、長男長女のことで、「甚六」はお人好しや愚かな人を意味します。 長男長女は、昔なら大切な跡取りです。 必然的に、大事に、余り世間の風に当てないように育てられま…

ブランドを生きる

(写真:満開の学び舎) 美人でチャンピオン 「鳴り物入り」と言う言葉があります。 鳴り物とは、歌舞伎で、笛や太鼓のような囃子に使う楽器を言います。 舞台で、殊更に賑やかな鳴り物の演奏が始まると、私たちは主人公か、あるいはそれに次ぐ重要人物が現…

人は否定で支配する

(写真:ノラの毛ぐるみ) 肯定と否定と 人のコミュニケーションには、肯定と否定があります。 その人を肯定し、認めるコミュニケーション。 人を否定し、都度異を鳴らすコミュニケーション。 バラエティでも、肯定をベースとしている番組もあれば、否定を売…

一番世話になっている人が一番苦手な人

(写真:大鉄球) うちで一番怖いのは 子供に聞いてみる。 「うちで一番怖いのは?」 すると、十中八九「お母さん」と答える。 それが、「お父さん」と言われないのが寂しいところ。 最近の男は、うちに居ても外でのダメージを回復するのに精一杯だからか、…

しっかりしていない人気者

(写真:暮れなずむ桜 その7) 肩の力を抜いてみる 「ちょっと、肩の力が入り過ぎているな。」上の人から前にそう言われました。 ところが、その時は「自分自身全くできていないし、もっともっと頑張らなかったら、ダメじゃないのか」と思っていました。 そ…

もっとも強い生き方

(写真:暮れなずむ桜 その6) 怖いもの無しのおばあさん 知り合いだったお婆さんが、前にこう言いました。 「私は何も悪いことをしないから、何も怖いものがない」 それに比べて、若いくせに怖いものだらけだった自分は、そのお婆さんの言葉の意味を計りか…

人は気づいて分かる

(写真:暮れなずむ桜 その5) 言わねば分からぬは、言っても分からぬ 「言わなわからん奴は、言っても分からん。」 昔の職場で上の人が言っていた言葉です。どうやら、その人は物覚えが悪い部下に腹を立てていたようです。 部下のやっていることがどうして…

あえてアドバンテージを手放す

(写真:暮れなずむ桜 その4) 私たちのアドバンテージ アドバンテージ、直訳すれば優位性。 そして、それは先輩や自分たちが過去に苦労して手に入れたものであり、財産です。 その財産のおかげで、今の自分は人より楽して生きることができます。 例えば、…

人を貶めるのは、最悪の毒

(写真:暮れなずむ桜 その3) 人が二人寄れば 漫画『ダメおやじ』で、主人公の天野ダメ助が、知床に左遷されるシーンがあります。 左遷ではありますが、上司の部長は「営業所長にしてやったんだぞ」と、さも恩義せがましく言います。 すると、ダメ助も気を…

状況に対する視界を広く取る

(写真:暮れなずむ桜 その2) 自分の観点、相手の観点 相手の言うことに無性に腹が立つ。 「なんだ、あの上から目線は。」 「だけどさあ、君もできの悪い後輩に対して、もっと酷いこと言ってるよ。」 そう言われて、思わず心の中で自分の口に蓋をする。 人…

自分を語る一言

(写真:暮れなずむ桜 その1) フー、アム、アイ 「フー、アム、アイ」 私は誰? いえ、記憶喪失ではありません。 これは、自分への問いかけです。 自分は何者なのか。 例えば、 「自分を一言で語りなさい。」 そう振られたらどう答えますか? 一言ですよ。…

ニーズが強くて未充足

(写真:桜町宵の口 その8) ニーズが強くて未充足 私たちが、何か商品を企画して販売しようと思った時、その商品が顧客に受け入れて貰えるかどうか、それは非常に切実な問題です。 とかく商品を企画する側は、売れて欲しい、いや売れるはずだと言う思いが…

顧客が買うのは価値の集合体

(写真:桜町宵の口 その7) 目に見えるモノと見えない価値 目に見えるモノと、目に見えない価値。 私たちは、普通目に見えるものを取り扱っています。工業製品にしろ、ソフトウェアにしろ、あるいは保険や保守のようなサービスにしろ、目に見える何らかの…

ポジショニングステートメント

(写真:桜町宵の口 その6) 何故あなたが 「世界なぜここに日本人」と言うバラエティー番組があります。 日本と言えば、高い経済力、治安、サービス、長寿の全てを兼ね備えた非常に恵まれた国です。 その日本を出て、未だ発展途上の国で生活をしている人が…

ゲット、キープ、グロー

(写真:桜町宵の口 その5) 悪い奴ら 悪い奴らが深夜のファミレスで話し込んでいます。 どうやら、兄貴と弟分のようです。 「兄貴、ちょっとその時計を見せてくださいよ。うわあ、見るからに高そうですね。」 「まあ、貰いもんだからよく知らんが、50万…

誕生日は無常の近づく日

(写真:桜町宵の口 その4) 門松や 『門松や 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり、めでたくもなし』 かの禅僧一休の歌です。 一休さんは、とんちの得意なクリクリ坊主のイメージが定着していますが、本当は奇行の人物で知られ、歯に絹着せぬかなり口の悪い人…

PREP法

(写真:桜町宵の口 その3) 伝え方のフレームワーク 伝達スキル、会社員なら当然身につけておかなくてはならない技術です。 いわゆる「報連相」、「報告」「連絡」「相談」を適切に行いなさい。 社会人の基本のキとして、一番最初に教えられることです。 …

talk straight

(写真:桜町宵の口 その2) 直言居士 歯に絹着せぬ人。 思ったことを、ズバズバ口にする人。 もしも、自分が考えていることをそのまま口にしたら、それこそたいへんなことになります。 会社からも、家からも追い出されてたちまち路頭に迷うでしょう。 また…

社内で駆け引きをしない

(写真:桜町宵の口 その1) 社内の駆け引きとは 目指しているところは同じなのに、どうしても立場立場で守ろうとするものが変わります。 まず、外に向いては、営業部門はお客さんに気持ちが寄っているので、なんとかその望むところを叶えようとします。 そ…

責任ある立場の人ほど、数字と感情の区別がつく

(写真:古木のさくら その3) 諸葛亮孔明 中国漢代の末期、力の弱まった漢に対して各地で群雄が割拠する乱世の時代となりました。 その中、三人の英雄が現れて、各々の国を建て覇権を争いました。いわゆる三国志演義の舞台となった春秋戦国時代です。 曹操…

相手の期待値を超え続けること

(写真:古木のさくら その2) 聡い子供 豊臣秀吉が長浜城主だったころのエピソードです。 領内で鷹狩りを行った秀吉は、帰途に喉の渇きを覚えて、たまたま前を通りかかった寺で茶を所望しました。 その時、対応した小姓は、まず大ぶりの茶碗にぬるめの茶を…

その仕事の背景や目的、具体的な仕事の成果のイメージ、クオリティ、優先順位・緊急度

(写真:古木のさくら その1) できる仕事術、できない仕事術 「仕事ができるやつ」 それは職業人にとって、何よりも欲しい称号です。 でも、なかなかそう言われるのは簡単ではありません。 日々発生するタスクやハプニング、それに追い回されているうちに…