今日学んだこと

生きることは学ぶこと。オレの雑食日記帳。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

あいまいな楽観主義

(写真:はなび その1) ■許容か、先延ばしか「いいんじゃない」 そう言って貰えれば正直ホッとする。 それは相手の許容の意思表示だからだ。 許容したと同時に、今後何が問題が起きても、応分に責任を負担して貰える。 しかし、どうも不安な「いいんじゃな…

両極端の間、すなわち異端

(写真:駅と夏雲 その2) ■振り子人間は、どうしても両極端に振れる生き物である。 だから、振り子に譬えられる。 振り子は、右か、左かいずれかに振れる。 ちょうど真ん中でじっとしておれば良いのに、すぐ左右に動く。 例えば、行き過ぎた知育偏重に日本…

本当に安泰なのは、人生を安泰と思わない人だけ

(写真:駅と夏雲 その1) ■レッドポイントシンガポールについて、詳しくレクチャーを受ける機会があった。シンガポール、マレー半島の先端に、ポツンと位置する小国。 その面積は、愛知県の7分の1、豊田市よりも小さい。そこは、一つの島にできた国であ…

ほとんどの人は教えられた範囲でものを考える

(写真:夏草) ■コミュニケーションの壁考え方を共有しようとすると、いつも相手との壁に突き当たる。 こちらが言っていることをなかなか理解して貰えない。 同じ日本人だし、同じ言語で喋っている。 日頃取り組んでいる仕事も同じなら、お互いに頻繁に交わ…

生まれるのに忙しくない人は、死ぬのに忙しい

(写真:ジ・エンド・オブ・ザ・デイ その2) ■子供の自殺小学2年生が自殺する。 なぜ、そんな幼い子供が自分で死ねるのか。 小学2年生と言えば、まだ8歳である。大人の言うことの何分の一も理解できない未熟な時期である。 それが、自分で自分の命を断…

本当の仲間

(写真:ジ・エンド・オブ・ザ・デイ その1) ■買うことができないもの同僚がいろいろな事業の可能性について考えている。 しかし、どの事業も参入するにはとても高い壁があるとボヤく。 その壁とは、企業の持つノウハウのことである。 少し考えて、「とて…

伴走者

(写真:あさがお) ■告白正直に告白すると、自分は意思決定が苦手である。 「あなた、何がしたいのですか?」 こう聞かれるのが一番苦手である。 通常の仕事ならば、相手がいる。 そして、その相手は意思を持っている。 「こんなものが欲しい」 「こんなも…

人生の果実

(写真:雲の通い路 その2) ■10代、20代、30代露出趣味はないけれど、今までの人生を振り返ってみたいと思う。10代の自分は、積極的に何かをするわけでもなく、学校と家の往復で過ごしていた。 運動も、勉強も、友達付き合いも、遊びも中途半端で…

善意の世界

(写真:雲の通い路 その1) ■今の世界は善意を根拠に成立している今、我々の生きている世界は、善意を根拠に成立している。 それは、急速に広がるオープン化、グローバル化の流れのことである。 例えば、インターネットを通じて、世界に向けて大きく玄関を…

comfort  zone

(写真:夏を謳歌する) ■comfort zone『the new year means nothing if you're still in love with your comfort zone.』意訳:もし、あなたが安住のみを求めて、現状に留まるならば、新たな年を迎えたことに何の意味もない。comfort zone、直訳すれば、快…

4つの顔

(写真:団雲) ■ドラマでいつも見る人たち夜9時から11時までの2時間は、ドラマのゴールデンアワーである。各局とも、何らかのドラマを制作して放映している。 その中で、ベテラン人気女優さんが頑張っているな、とか、若手の男優君が頑張っているな、と…

自分が何者であるか、決めるのは自分

(写真:黒蝶) ■自己紹介「皆さん、今から一言ずつ自己紹介をお願いします。」であったり、 「皆さん、近況を書いてください。」であったり。 正直困る。 何故なら、同窓会でも、勉強会でも、周りには結構立派な肩書きの人が多いからだ。 年齢的に仕方がな…

責任自分論

(写真:夏の日のグランスカイ その5) ■人に、周りに期待する自業自得、自分の蒔いた種は必ず自分に生える。だから、幸せになりたかったら、幸せになる種蒔きをせよ、と言われる。 しかし、もし面と向かって、真面目にそう言われたら、我々はなんと返すだ…

結果で語る

(写真:夏の日のグランスカイ その4) ■愚かな息子あるところに愚かな息子がいた。 ある時、知人が3階建の家を新築したと言うので、招かれていった。 そして、3階に登らせてもらって驚いた。 村が遠くまで一望できるではないか。 それで、すっかり気持ち…

心に言葉があふれる

(写真:夏の日のグランスカイ その3) ■一人ぼっちで寂しくて今の人はどうだろう。 皆んなと集まっている時に、輪から外れてポツンとしていたら、寂しくはないのかな。 それとも、現実の人間関係に気を使うのは煩わしいから、スマホや携帯に居場所を求める…

心のつぶやきに心せよ

(写真:アバタの果実) ■心こそ「こころこそ こころ惑わす こころなれ こころに こころ こころ許すな」良いも悪いも自分が基準。 何故、これをしても良いと思ったのか。 →自分が正しいと判断したから。 何故、これはいけないと思ったのか。 →自分がしてはな…

実践しないのは、知識がないのと同じ

(写真:ビーンズ) ■したり顔「本当は分かっていたんだ」地震や津波、噴火等、大災害が起きた時、必ず出てくるのが、「私は事前に予言していた」と言う人種。 しかしこの手の話は、後から思い返すと、「分かっていたなら何故言わぬ」と腹立たしくなる。 何…

間違わない世界

(写真:夏の日のグランスカイ その2) ■スーパーAIの奇跡機械が人間の仕事を奪う。 確かに、オフィスオートメーションの導入で、工場で働く工員さんの数も減り、仕事の質自体変わった。 危険な場所での仕事や、力仕事は機械にお任せ。後、人間は高度な判…

奪う場所でなく、与える場所

(写真:夏の日のグランスカイ その1) ■わが疲弊戦周りが頑張っていると、自分だけ取り残されているようで寂しい。 いっそ失敗してくれたなら、とさえ願う。人間の本質は愚痴。 自分の努力不足を棚に上げて、人の成功が妬ましく、人が失敗すると安心する。…

人が人を殺さなくなった訳

(写真:東名高速道路) ■ぶっ飛んだ監督最近、ある映画監督の新聞紙上での発言が物議をかもしている。 簡単に言えば「敵対国家に攻め込まれたら、まずは降伏せよ。その上で、首相や政府が交渉すれば良い」と言うのである。 独特な世界観を持った監督で、ど…

どでかい未来

(写真:雲湧きいづる) ■悲観的未来人間は、何の為に生きているか。 それは、誰に聞くまでもなく、結論が出ている。 すなわち、「幸福になるため」である。 そのために、朝から晩まで活動をする。 仕事も、娯楽も、健康管理も、社会奉仕も全てこの為にある…

敢えて目線をずらす

(写真:蟷螂の斧) ■子供対子供「ああ、お兄ちゃん!私の取った!」 「バアカ!これはもともと僕んだ。」 「何言ってんのよ。ここから、こっちは私のでしょ。」 「誰がそんなこと決めたあ?ここまで僕んだ。」 「ねえ、お父さん。お兄ちゃん、私の取るう!…

今がその時

(写真:綿菓子イブニング) ■いつか、いつかで20年一年には、節目が3回ある。 一回目は、元旦。 大晦日に除夜の鐘を聞いていると、厳粛な気持ちになって、「ようし新年こそは」と言う気持ちになる。 あるいは、年末から年賀状をしたためながら、前向きな…

やってみなはれ

(写真:科学館 たそがれ) ■鴨居の大将以前、NHKの朝ドラで放映していた『マッサン』。 言わずと知れた、ニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝氏がモデルである。ドラマにはもう一人、実在の創業社長がいる。 鴨居欣次郎のモデル、サントリーウィスキー創業者…

退場者には冷淡な社会

(写真:命の残り火) ■ただの人かつて、大野伴睦と言う政治家が、 「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人である」と言った。政治家には、行政の予算を動かす力があり、企業やいろいろな団体に対して顔が効く。 だから、任期中は「先…

あるうちは、当たり前と思っているが別れてみて泣く時がある

(写真:積乱雲) ■もう、顔も見たくない友人のぼやき。 「この間、マダム連(奥さんたち)と同席することがあってさあ。 そしたら、言うの、言わないの。σ(^_^;) 旦那のこと、さんざんこき下ろすのね。 もう、顔も見たくないとか、今生限りのご縁にして欲し…

お客様を学ぶ

(写真:館内展示) ■言葉尽くせどある時、知り合いのご婦人に、タブレットの良さを説明していた。 しかし、相手は60代で、携帯電話もままならぬ世代。 便利なことは理解しても、やはり「縁遠い、自分とは無関係な話」がありありと顔に現れていた。別にビ…

まずは謝る癖

(写真:朝の山林) ■懐かしき先輩一時期、大手自動車メーカーの子会社の人と一緒に仕事をしていた。 その時は、都内の倉庫事業者相手に、今まで国内で余り実績のない機器を使ったソリューションを構築していた。自分は、機器からデータを取り込んで日報を作…

無表業

(写真:暁光) ■無表業埋めてしまった地面の中、ましてや、巨大な構造物を上に載せたら、その中はどうなっているか、絶対に分からない。 「どうせ分からないんだし」と油断はなかったか。工場の中も、何が行われているか外部からは見えない。 少々衛生管理…

親の死に目にきちんと泣ける

(写真:パープルタウン) ■うちのツマの偉いところ非常に悲しいことだが、家内の母親が今年の1月に亡くなった。 享年72歳。 しかも、まったく年齢を感じさせない若々しい人だったから、よもやこんなに早く別れが来るとは、想像もしていなかった。家内は…