今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

本当の休日

(写真:夕空 その6)

《サザエさん症候群》

♫お魚くわえたドラネコ追いかけて

日曜日の夕方に虚ろな歌が低音で響く。
そして、子供たちは楽しかった時間の終焉を知る。
「明日からまた学校か」
「あっ、まだやっていない宿題があった」

日曜日の夕方は、月曜日に向かって気持ちの切り替えをしなければならない。だから、休みの時間は継続しているのに、心に澱のように暗い気持ちが沈んでくる。

ちょうど、その時間帯が国民的アニメ「サザエさん」の始まる時間と重なるものだから、これを「サザエさんシンドローム」と呼ぶ。

《脱哀愁のマンデー》

さすがに、社会人になれば「サザエさんシンドローム」より、「哀愁のマンデー」と言う表現がぴったりくる。
日曜日に完全に低速回転モードに落としているものだから、月曜日に出社してもいきなり回転数は上げられない。
重い体を引きずってヒイヒイ言いながら、夕方頃にはなんとか回転数が戻ってくる有様。
あるいは、休日中に生活のリズムを崩して(夜更かしとか)、結果月曜日の朝にダウン。「それでも、プロか?」と言われたくなくて、マスクをして無理に出社する。

おそらく、上の人間が見たらガッカリだろう。
休日とは、頑張った一週間の終わりに、しっかり休息をとって、また月曜日から元気よく仕事をして貰うためにある。
だから、月曜日の生産性が一番高くて当然なのに、実態は全く反対である、と。

とは言え、昔のサラリーマンとは違い、今の人は土日でも結構用事がある。
地域や、趣味の活動とか、週末に田舎に行って農業をしている人すらいる。
だから、休日=ゆっくり休めた、とはなっていないのが現状。

しかし、不思議なのは、目一杯のスケジュールをこなした後の月曜日は、不思議とテンションが高い。身体は疲れて、悲鳴を上げていても、週明けの高速回転に無理なくついていけている。
そして、ああ、ゆっくり休めなかった、ツマラン休日だった、と言う後悔も湧いてこない。

《真の休息は回復である》

「休息とは回復であり、何もしないことではない」と言う言葉がある。
確かに、この文脈に照らせば、忙しい休日の後の充実感は納得できる。

家で何もせずに、ジッとしていれば身体は休まる。
しかし、心はどうだろう。
せめて日曜日くらいは、ゆっくり朝寝坊をするのが贅沢とばかり、11時頃までゴロゴロする。
そこから起き出して、遅い朝食兼ランチを食べる。
そして、何の気無しに午後のバラエティをながら見していると、気がつけば4時、5時。
「あっ、せっかくの休日が」と焦って、友達を近くの店に誘う。
そして、10時頃まで過ごして、家に帰ればそのまま撃沈。

確かに、ゆっくり過ごせたけど、その回転数のまま翌日すぐフルスロットルはキツイよね。
だから、休日は心地よい高揚感や、達成感を維持して終わりたい。
1日を大切にプロデュースして、あれもできた、これもできた、と気持ち良く疲れて終わりたい。

でも、身体を休めるのも大切な仕事だろ?
確かに。
しかし、昼間ゴロゴロしていると夜の休息が浅くなると言う人もいる。
昼間は、思いっきりアクティブに活動して、その分夜は早めにしっかり休む、その方が休息になるそうだ。

せっかくの休みの日、心と身体に良い刺激を与えて、月曜日からワクワク感一杯で仕事に臨めるようにしたいものである。