今日学んだこと

生きることは学ぶこと。オレの雑食日記帳。

お金を払う価値

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ITの用語ですが、UIとUXは同義に語られることが多いようです。
UI とは、ユーザーインターフェースの略です。わかりやすく言えばソフトウェアの画面を指し、機能的な側面を言えます。
UXとは、ユーザーエクスペリエンスの略で、そのソフトウェアを使ってユーザーがどんな体験するかを指します。
ですから、UIはUXの1部に過ぎないと言えますし、ユーザーにとっての価値は、機能よりも体験と言えます。
例えば、展覧会で綺麗な絵を見て欲しくなったとします。しかし少し考えて、どこに飾ろうか思いつかなければ、その絵は価値のないものになります。これは絵画の機能がユーザーの体験という価値にならなかった例です。
例えばドライブレコーダー、長時間録画、音声記録、3カメラ付きと言う機能を提案したとします。相手が運送業だとすると、ドライブレコーダーは事故やヒヤリハット等のトラブル発生時のみ必要となります。すると欲しい機能は、長時間録画や音声記録よりも、ヒヤリハットの抽出ができることです。
タクシー業界ならどうでしょうか。3カメラは、社外の事故だけでなく、車内の顧客トラブルにも使用できます。もし、酔った客から間違った行き先を指示されて到着後トラブルになったら、乗車時の記録を見せて運転手の正統性を主張できます。その時に、長時間録画、音声記録、3カメラはアドバンテージです。
冷蔵庫が寒冷地で冷凍防止に購入されるように、機能(UI)より、ユーザーの体験(UX)を提供できるようになりたいと思います。