今日学んだこと

生きることは学ぶこと。オレの雑食日記帳。

小人と巨人

(写真:帽子をかぶったテレビ塔 その2)

ある時、

小人の街づくりを巨人が手伝った。

巨人は地面をならしたり、大きなものをどんどん運ぶので、

街づくりはとてもはかどった。

しかし、小人は、

巨人が歩くたびに、

仲間を踏み潰されそうになったり、

せっかく作った家を壊されたりで、

とても頭に来ていた。

「ちょっと、巨人さん!

手伝ってもらってせっかくですが、

もっとよく見て仕事をしてもらえませんか?」

巨人は応える。

「そんなの無理だよ、

僕の目は高いところについているんだから、

そんな下の方は見えないよ」

小人(現場)と巨人(上司)は、

目線の高さが違うのである。

それをよく理解しなければ、

全体はうまくいかない。

別人格

(写真:帽子をかぶったテレビ塔 その1)

よく漫画や小説で感心する。

「この人は若いのによくこんな立派なセリフを書けるな」

しかし、

それは登場人物になりきるから、

しゃべれるのであって、

作家の日常の人格とは

別人格なのだ。

だから、人前で立派なことを言う人が、

日常でおかしな事件をおこす。

それも、立派な人格に

一時なりきっているのだ。

人は

何を言うかでなく、

どう行動しているかによって

判断すべきかも知れない。

裸の王様

(写真:漕艇と赤い橋 )

幸せに、決まった形はない。

あるのは、みんなで幸せと決めた形。

お金がある。
名前が知られている。
みんなから褒められる。

自分が幸せかどうかより、

大切なのは、

幸せに見えるか、どうか。

僕たちは、

みんなで決めた

空虚な服を着せられて、

寒くて震えている

『裸の王様』

かも知れない。

コスパを味わう

(写真:夜の木陰で)

たとえ、

『300円』でも、

それに見合う満足感がなければ、

いつまでも気分が悪い。

たとえ、『1万円』でも、

十分満足できれば、

気持ちはとても満たされる。

つまり、

僕らが味わうのは

料理そのものより、

代金1円当たりのコスパなのだ。

ノーマーク

(写真:名古屋城お堀ばた その3)

カルタとりで、

目の前の札を人に取られると、

とても悔しい。

意外に手元は、

「ノーマーク」。

どんなに良い目でも、

あまりに

目の前過ぎると見えなくなる。

用心、用心。