2018-02-01 小人と巨人 (写真:帽子をかぶったテレビ塔 その2) ある時、小人の街づくりを巨人が手伝った。巨人は地面をならしたり、大きなものをどんどん運ぶので、街づくりはとてもはかどった。しかし、小人は、巨人が歩くたびに、仲間を踏み潰されそうになったり、せっかく作った家を壊されたりで、とても頭に来ていた。「ちょっと、巨人さん!手伝ってもらってせっかくですが、もっとよく見て仕事をしてもらえませんか?」巨人は応える。「そんなの無理だよ、僕の目は高いところについているんだから、そんな下の方は見えないよ」小人(現場)と巨人(上司)は、目線の高さが違うのである。それをよく理解しなければ、全体はうまくいかない。
2018-01-31 別人格 (写真:帽子をかぶったテレビ塔 その1) よく漫画や小説で感心する。「この人は若いのによくこんな立派なセリフを書けるな」しかし、それは登場人物になりきるから、しゃべれるのであって、作家の日常の人格とは別人格なのだ。だから、人前で立派なことを言う人が、日常でおかしな事件をおこす。それも、立派な人格に一時なりきっているのだ。人は何を言うかでなく、どう行動しているかによって判断すべきかも知れない。
2018-01-30 我慢 (写真:門前 その2) 今日、通勤時間、電車が学生で一杯だった。どうやら、集団で移動するらしい。ただでさえ混むのに、学校側も時間を考えないのか?と考えて気がついた。ああ、こんな考え方が世の中を住みづらくするのだ。
2018-01-28 裸の王様 (写真:漕艇と赤い橋 ) 幸せに、決まった形はない。あるのは、みんなで幸せと決めた形。お金がある。 名前が知られている。 みんなから褒められる。自分が幸せかどうかより、大切なのは、幸せに見えるか、どうか。僕たちは、みんなで決めた空虚な服を着せられて、寒くて震えている『裸の王様』かも知れない。
2018-01-27 コスパを味わう (写真:夜の木陰で) たとえ、『300円』でも、それに見合う満足感がなければ、いつまでも気分が悪い。たとえ、『1万円』でも、十分満足できれば、気持ちはとても満たされる。つまり、僕らが味わうのは料理そのものより、代金1円当たりのコスパなのだ。
2018-01-26 ノーマーク (写真:名古屋城お堀ばた その3) カルタとりで、目の前の札を人に取られると、とても悔しい。意外に手元は、「ノーマーク」。どんなに良い目でも、あまりに目の前過ぎると見えなくなる。用心、用心。