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今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

シタシキナカ

(写真:ロータリー)

初対面が苦手な男たち

例えば、初対面の人と同席する。
さすが女性はすぐに打ち解けて会話が弾みます。それに対して、男性陣はお互い声をかけることすら億劫で、いつまでもスマホを見たり、自分のことだけをしている人が多いようです。
正直気まずいし、なんとかその雰囲気を変えたいのですが、なかなか声かけが難しいですね。
そこで男が考えてしまうのは、何か自慢できることはないかな、ということ。
「あの、お仕事は何をしておられますか?」
そう切り出そうか。
でも、相手が自分より立派な仕事をしていたらヘコむしなあ。
まるで太古の昔、自分の縄張りを守っていた頃と同じことをしているように思えます。
会話は相手に対する示威行為、「オレはこんなに強いんだぞ。だからオレの縄張りでは大人しくしていろ。」
でも、相手が強かったら反対にへこまされます。
そんな意識が心の奥底にあるから、なかなか男同士は会話が進まないのでしょうね。

会話のきっかけ

しかし、そんなに硬くなる必要はないのです。まず、会話は楽しめば良いのだから。
会話は情報の交換であり、打ち解け和んで気持ちよく過ごせるのが一番です。
男はそこについつい相手への勝ち負けを持ち込むからおかしくなります。
それにそんな縄張り意識を抱えたままでは、立派な人と出会っても、隅でこそこそしていなければなりません。それでは、せっかくの学びの機会を逃してしまいますし、新しい世界が開けることはありません。
むしろ、誰に対しても素直に胸を開き、気持ち良く会話をして、学べるところはどんどん吸収していきたいものです。
ただ、やはり難しいのは最初の第一声で会話が続かないと、後が気まずくなるところです。さながらサイフォンのように、会話の流れを引き寄せる良いきっかけはないものでしょうか。

シタシキナカ

実は、私たちが会話を始めるのに有効なマジックワードがあるのです。
このマジックワードは、「シタシキナカ」と言います。
「シタシキナカ」は、私たちが会話を始めやすいキーワードの頭を取った言葉です。
「シタシキナカ」、覚えやすいでしょ。
その文字一つ一つには意味があります。
まず、
「シ」・・・趣味
そして、
「タ」・・・食べ物、旅
「シ」・・・仕事
「キ」・・・季節
「ナ」・・・仲の良い人(仲間)
「カ」・・・家族
つい、「お仕事は?」と紋切り型に切り出すと、会話が続かなくなります。
仕事のことを忘れたい人もいるでしょうし、相手が凄過ぎるとこちらが萎縮してしまいます。
でもシタシキナカの一つくらいには、自分で場を盛り上げることができたり、相手が乗ってくる話題もありそうです。
初対面の人とイキナリ同席になって困った時、「シタシキナカ」「シタシキナカ」と呪文のように唱えたら良いですね。

まずは聞かせて貰う姿勢

会話と聞くと、自分が面白い話題を提供して、それでグイグイ相手を引き込んでいる状態をイメージしがちです。
「この話を知ってるとお店で女の子にモテますよ」と言われた時など、我らオヤジ連はその気になって一生懸命手帳にメモったり、頭にしっかりインプットします。
でも、よく考えたら店の女の子は、「社長さん、すご〜い」と言うのが仕事です。つまり、私たちに気持ち良く喋らせるのがサービスの一環なのです。
雑学を仕入れて、それを人に喋っていると、まるで相手に与えている気分で気持ち良くなります。しかし、その気持ち良さは、相手が一生懸命耳を傾けてくれるから感じられるので、むしろ私たちの方が与えられています。
気持ちよくしゃべらせて貰ったら、そこで優越感に浸るのでなく、反対に相手へ感謝の言葉を述べるくらいでちょうどいいかも知れませんね。
会話は自分が気持ちよくしゃべる以上に、相手に気持ちよくしゃべって貰うことが大切です。このマジックワードの「シタシキナカ」は、相手に気持ち良く会話を始めて貰う為のキッカケです。
そして、「まずは聞かせて貰おう」と言うくらいの気持ちで、胸を開いて第一声を発したいものです。