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今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

リーダーは問題を解決して成長する

(写真:那覇の海 その6)

■常にある問題

問題は無いに越したことはありません。
でも、そもそも問題は避けられないから、その解決役としてリーダーが存在しています。
むしろ、問題がなければリーダーは要らないわけですし、問題が起きた時こそ、その真価が問われます。
もちろん、問題を起こさないよう事前のリスクマネジメントをするのは当然ですが、それでも避けらない問題はあります。
問題が起きることを想定していないと、実際に問題が起きたときに、ビクビクオロオロしたり、あるいは必要以上に自分を責めてしまう。
しかし、いつまでもウジウジ、オロオロしてはいられません。目の前の問題を一刻も早く鎮火しなければならないのです。
むしろリーダーなら、やっと自分の出番が回ってきたくらいに泰然自若として取り組みたいものです。

■皿回し

リーダーの役割を大道芸の皿回しに例えた人がいます。
棒の上に皿を乗せて、勢いをつけて回します。クルクルと回り始めたのを確認して、次の棒で皿を回し始めます。また、次の棒、次の棒と・・・さて、5〜6枚回り始めたから、さてここで一服と行きたいところですが、最初に回した皿がなんだか上下にぶれ出しました。勢いを失ってグラグラし始めたのです。
そこで、急いで回転を加えて回り続けられるようにします。やれやれ落とさずに済んだと思う間もなく、2枚目がグラグラし始めます。と言う間に、3枚目、4枚目・・・。
そのたびに皿と皿の間を飛び回って、回転を続けられるように力を加えなくてはなりません。
まことに、皿回しとは忙しい大道芸です。
そして、これがリーダーの仕事とよく似ているのです。
皿とはチームのメンバー、回すとはメンバーに仕事を割り当てることです。
割り当てた仕事が順調に回っていれば問題ありませんが、そのうち行き詰まるメンバーが出てきます。また、体調を崩す人、退職を考える人、次から次と問題続出です。
リーダーとは、そんなメンバーの間を飛び回り、無事に回り続けられるようフォローする仕事なのです。

■問題は学びの機会

そう考えれば、問題はあって当たり前。
問題もなくプロジェクトを完遂できることはありえません。
その時、リーダーの仕事は二つです。
事前に問題を想定することと、そして、実際に問題が起きた時に対処することです。
そして、リーダーの資質が問われるのは、その問題が本当に想定できなかったのかと言うことと、想定外の問題が起きた時にどう対処したかなのです。
想定できて然るべきことを想定できていなければ、見通しの甘さや準備不足が叱責されます。
もちろん想定できるか否かは、過去の経験によるところが大きいでしょう。経験していないことは想定しきれず甘くなります。
自分の見通しの甘さや思い込みが知らされた時は、正直落ち込みます。しかし、その問題を経験することにより、一つ賢くなるのです。
今度からは同じ失敗をしないようにしよう、または先輩の意見を求めようと動きが変わります。失敗は辛いことですが、失敗した分だけ学ぶこともできるのです。

■問題は成長の機会

また、いくら見通しが甘かろうが、未経験だろうが、起きた問題は放ってはおけません。
なんとしても解決して前に進まねばなりません。
会社はむしろ、その時のレスポンスを見ていると言って良いのです。
問題解決と言っても、自分の頑張りでなんとかできるものなら知れています。
自分の見通しが甘かったのが原因だから、「頑張ります」「なんとかします」とついつい言いたくなります。
しかし、少しでも被害の少ないうちに事態を収拾しようと思えば、上司に下がらない頭を下げたり、他のチームや自分のチームのメンバーに頭を下げて協力を依頼しなければなりません。
自分でなんとかするのは格好良いのですが、本当は周りに協力を求めて事態収拾をする方が力を使いますし、自分の心とも戦わなくてはなりません。
「今一番大切なことは何か」を見極めて、一番取るべき行動を起こすのはリーダーとして最も求められることです。
そして、周りの力を借りながら、問題解決を完遂したことは本人に大きな成長をもたらします。また、周りからも大きな評価を受けるでしょう。
まさに「災い転じて福となす」で、本来はあって欲しくない問題が私たちの成長の機会になります。
問題やトラブルは嫌ですし、起きたらどう隠蔽しようかと言う心しか起きません。
しかし、問題を乗り越えてこそ得られることをキチンと理解し、前向きに飛び込んでいくくらいでいたいものです。