今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

1%の資産価値

(写真:百花 その3)

■粗利を1千万増やす話

会社の粗利益を今より1千万増やす話。
月の稼働を300日として、すると日当たり3万3千円増やせば良いことになる。
現場の稼働人員が50名なら、一人当り660円分一日に売り上げを増やせば、チリも積もればで、1千万の粗利益を増やすことが可能になる。
・・・
これは、知り合いの社長からうかがった話である。
企業の規模にもよるが、実際経営をしておられる方が、今から1千万粗利を増やすそうと思うと相当厳しく感じられるのではないだろうか。
だが、日当たり、人当たりに分割していくと、売り上げを今から1パーセント、ないし2パーセント伸ばせば良いことになる。
でかい案件を取れたとか、利幅の良い顧客と付き合っているとか以上に、この1パーセントの改善が力になる。

■要は1パーセント

この社長の場合、単価の低い仕事を数多くこなす業態だから、あとはその日当たりの数をどう一件増やせるかがキーだそうだ。
たがが1パーセント、されど1パーセント。
まさに、答えはこの1パーセントに有り。
今より1パーセント、生産効率を上げよう。1パーセント原価を減らそう。
なんか出来る気がする。
確かに、「下町ロケット」で出てきたように、大企業、先進企業はすでに1パーセントでしのぎを削り合っている。
だが、我々の規模は、意外にその1パーセントを見過ごして、おろそかにしている。
「人数が少ないから、そこまで影響出ないよ」と言う面もあるだろう。
しかし、単独の業務だけでなく、会議や書類作成、営業、製作と全般に渡り、1パーセントの意識が浸透したら、結構すごいことになるのではないだろうか。

■1%の資産価値

ある偉人の話。
お金のなかった彼は、授業以外の時間に学校で働くことを条件で、授業料を免除してもらい学業を続けていた。
その一念が通ったのか、時間的なハンデを抱えながら、成績はいつもトップだった。
しかし、数学だけはどうしても主席を譲るライバルがいた。
何故、彼に勝てないのか。
そう思って、夜寝る時に窓の外を見ると、まだライバルの部屋の電気はついているでないか。
そして、彼の部屋の電気が消えたのは、わずかその数分後だったと言う。
「そうか、この数分の差だったのだ。」
そう気がついたかの苦学生は、ライバルより数分だけ遅くまで勉強することにした。
この努力が実を結んで、彼は見事数学でも主席を取ったと言う。
必死で何時間も勉強している人にとって、数分はわずか1パーセントにも満たないであろう。しかし、この1パーセントを生かそうとすれば、結果は自ずと変わってくる。
この1パーセントには資産価値がある。

■全人類の1パーセントなら

これが、70億人で考えたら、もっと凄いことにならないだろうか。
自分たちが、1パーセントだけ行動を変える。すると、世界規模なら大きな流れになる。
1パーセントだけ、電気の使用量を減らす。
電気から排出されるCO2の量は、実に全体の50パーセント。
2003年の統計では、我々一人一日の排出量は、2300kgco2だから、その50パーセント×1パーセントなら、11.5kgco2である。
これを日本全体ですれば、おおまかに言って年間4197億kgco2の削減になる。
照明をLEDに替えるとか、電気自動車に替えるとか、有効な手段はいろいろと考えられている。しかし、10時間的電気を使う人が、0.1時間、つまり6分間電気を消すだけでこれだけの効果が得られる。
1パーセントを意識してみる。
お金の使い方、人生の過ごし方、健康づくり、勉強や仕事での努力。
ちょっとしたことでできそうだから、たいしたことないように思えてしまう。
しかし、長い期間や、大勢で実行すれば、とても大きな結果を生む。
だから、この1パーセントの金の鉱脈を眠らせておく手はないだろう。