今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

気持ちを口にする

(写真:青葡萄)

《そこは普通気がつくだろう》

まだ、キャリアも浅く、年若い人が、「ねえ、ねえ」「あのね」といわゆるタメ口を聞く。
気安くなんでも相談してくれるから、ヨシとするか。
いやいや、やっぱり、社会通念上おかしいだろう。そこは、誰か回りが注意しろよ。
なぜなら、自分から、「もう少し先輩には考えて喋れ」とは言いづらいから。
なんて、考えていると、結構ストレス。
でも、普通、そこは自分で気づけよな〜。

なんて人いますよね。
とくに、私は人間が未熟なせいか、たくさんそんな人に囲まれている気がします。
でも、ある時、人の口真似をして「君の立場でそれを言うのはおかしい」と言ったら、「立場って何ですか?年が若いとか、キャリアが浅いとかだけで、何でそんなに軽く扱われるんですか?」と反撃されて困ったことがあります。
確かに、「立場」って便利な言葉ですが、実体がよく分かりませんものね。
慣れない言葉は使うもんじゃありません。

《自分では変われないのが人間》

しかし、いつも悩むのは、この人、このままで本当に良いの?と言うことです。
黙っていても、年齢と共に改まっていく人もいますし、また、自分が面白くないから不満に思っているだけかも。
そう思えば、黙っておこうとなりがちですが、反面、「あの人ピエロだよね」と笑われているかも知れず、こんなことを考えていたら、やっぱり悶々としてストレスが溜まります。

「普通、そこは自分で気がつくだろう」
そう思っても、意外に自分では自分のことは気がつかないものです。
ひょっとしたら、電車に乗っている人が、自分が高速で移動している自覚がないようなものかも知れません。なぜなら、周りも一緒に動いていますから。同じように、ドップリいつもの環境に浸かっていると、自分がズレていても分からなくなります。

だから、外からの意見は大事なのですね。まるで、毎日経営に携わるプロが、コンサルタントの意見を聞いて目から鱗が落ちるように、毎日やっていることの否定は自分ではし辛いものなのでしょう。

《意外に有効な反撃》

最近、相手を変えるには「嫌なことは、『嫌だ』とその場でハッキリ伝えることが大切」と思っています。
上から目線ではなく、指導者意識でもない。それは素直な自分の感情です。

そもそも人間は、自分はちゃんとやれているとか、自分だけは許されているとか、勝手に自分で自惚れていたり、自分で自分を許しているものです。
そこに、素直な気持ちで、「嫌です。」「止めて欲しい。」とぶつけられたら、言われた方は自分に抱いていた勝手なイメージが破壊されて、雷が落ちたような衝撃を受けます。
だから、素直な気持ちの表明は意外な効果があって、相手に反省を促すことができます。
そこに下手に道理理屈をくっつけると、却って嫌みたらしくなって、反発をしたくなるのでしょう。

とは言え、なかなか自分の気持ちを伝えるのも勇気がいります。
でも、その時、その場、素直な気持ちで嫌味なく伝えられたら、きっと相手の心にも届くでしょう。
何より、相手の為になることです。心掛けたいと思います。