今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

ライオン・ライフ

(写真:睦まじきことは)

《なぜ、仮面ライダーは強いのか?》

仮面ライダーは改造人間である。」で始まる、昭和の特撮番組『仮面ライダー』。

仮面ライダーは、ショッカー軍団にとっ捕まって、改造手術を施され変身能力を手に入れました。しかし、正義の心が強かった仮面ライダーは、ショッカー軍団の基地を逃亡。やがて、彼らの世界制覇の野望の前に立ちはだかる存在となります。

しかし、ここで疑問なのは、仮面ライダーは、ショッカー軍団の改造人間の中ではプロトタイプのはずです。
その初号機が、どうして後から作られた最新モデルの怪人たちをバッタバッタと倒せるのでしょうか。
ターミネーターでも、あとから出てくるモデルの方が強かっですよね。

それは、ストーリー展開上の都合かも知れませんが、ひょっとしたらクモ男やアリ男のような怪人は量産モデルだったのかも知れません。ネーミングも安易ですしね。
ショッカー軍団は、少人数で世界制覇というとんでもないことを企んでいる人たちなので、まずは物量を揃える必要があります。そこで、予算をかけずに短納期で製作できる怪人を量産して、世界制覇の先兵にし、ついでに仮面ライダー対策を図っていたのかも知れません。

かけているコストが違うので、仮面ライダーが強いのは当たり前。むしろ、ショッカー軍団で同スペックを求めたら、総統や将軍クラスになるかも知れないですね。さすがに、このクラスには、ライダーも苦戦していました。

《僕らは量産機製造工場出身なのか?》

じゃあ、質問です。
僕らは、量産モデルですか?あるいは、こだわりのオーダーメイドですか?

最近電車で見かけたコンピューター総合学院「HAL」のキャッチコピーが、『量産機になるな』です。
思わず、ガンダムと、対してデザインがシンプルな量産モデルの絵が頭に浮かびました。(ヒーローロボの量産機がいるのは画期的でしたね。)

しかし、それにしてもこのキャッチコピーは良いところをついているな、と思いました。
というのも、私たちは、小中高で同じテキストで同じ授業を受けてきました。そして、同じテストの同じ基準で評価され、また、高得点を取ることを目指して来ました。
これを「HAL」のキャッチコピーは、量産機製造と称している訳です。
(学校の先生がいたら気を悪くしないでください。)
だから、せめて専門学校からは、専門技術を磨いて、オンリーワンのフルカスマイズモデルにならないか、と勧めているのです。

なるほど、うまいこと言うな、と思いながらも、社会人が長いと、世の中そうはうまくいかないことも知っています。
なぜなら、先生や会社の方針に従って生きる以上は、量産機たらざるを得ない面があるからです。
つまり、先生や上司と私は別の人間です。育ってきた環境、ものの考え方、得意不得意はまるで違います。そこを導いて一定の成果をあげようと思えば、画一的基準を設けなくてはならないのは当然です。
そうすると、上だけ見て生きていれば、必然的に量産モデルたらざるを得ません。
対して、カスタマイズは、自分なりの努力でしなければならないのです。ですから、専門学校でオンリーワンの技術を磨くのも、さらに社会でオンリーワンの技術者にブラッシュアップするのも個人のモチベーションと努力によるところが大きいのです。

《ライオン・ライフ》

ある人が、量産モデルの生き方を羊の人生、フルカスマイズした生き方をライオンの人生と表現していました。

誤解を恐れずに言えば、羊とは集団を作らなければ生きらない生き物です。一匹だけ草原にいたら、狼やその他肉食獣の格好の餌食です。ですから、行動様式は必然的に仲間に合わせることになります。

対するライオンは、サバンナ最強の生き物です。一匹でいようが、群れていようが、寝そべっていようが、その行動には制約がありません。

そこで、私たちの毎日を振り返ってみたら、果たしてライオンチックなのか、羊チックなのか、どちらでしょうね。
たとえば、私のような毎日の業務に汲々としているものは、指示や方針に従うので精一杯です。周りの動きも気になります。たとえば、定時になって、普通に帰っても差し支えないのに、周りが忙しく業務をこなしていると帰りづらいなあ、と思います。
つまりは、群れから離れるのが不安なんでしょうね。
飲みに誘われれば、まず出かけていきますし、夜遅くまで騒いでいればとりあえず終電までは付き合います。
そう、完全に羊なのであり、周りに合わせて量産機の道を歩いています。

しかし、もし自分がスキルにも、実績にも圧倒的自信を持っていたらどうでしょうか。
たとえ、会社から解雇通告を受けても何の不都合もないくらいに自分のキャリアに絶対的自信があれば。
そうしたら、その人は全くの群れの束縛を離れてライオンになれるでしょう。
周りが忙しくても、定時でさっさと退社して、スキルアップのためのセミナーに通う。何よりパフォーマンス優先なので、無理な飲み会は基本お断り。周りが夢中になって取り組んでいて、また成果が上がっていることにも基本興味なし。自分の基準で、自分の仕事をプロデュースして、後はそこに打ち込みます。
つまり、自分を徹底的にカスタマイズできるのです。

しかし、それは強者の道であって、私たちのようなものが進める道ではないのでないか。そう思えてなりませんが、先ほどの羊とライオンの喩え氏によれば、「ライオンの道は誰も歩こうとしないから、却って楽だ」そうです。

そう聞くと少し勇気がでますね。私も恥ずかしげもなく、毎日長文の投稿をしますが、これも自分自身をカスタマイズしていると思えば、少しだけライオン・ライフに近づいているかも知れません。