今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

自分からの解放

(写真:「富士と港の見える公園」にて)
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人に頼まれていた荷物を引き渡した時のことです。荷物には、大小あって、2人でその人の車まで運ぶことになりました。

まず、私が車のラゲッジスペースの扉を開け、上側にあった小さい荷物の方を持ちました。しかしその時、相手に大きい方を持たせようとしていることに気がつきました。
私はすぐに気づいて、慌てて大きい荷物に持ち替えました。すると、相方は私より一つ年上なのに、恐縮して「自分が重い方を持つ」と言われるです。
おそらく、頼んで持ってきて貰ったのだから、せめて重い方を持たせて貰おうという心なのでしょう。
この人には敵わないと観念して、頼んで重い方を持たせてもらいました。せめての敬意の表明です。

依頼を受けてから、何時間もかけて準備をし、車に積み込んで、何十分も走って引き渡す。
「これだけやってやっている」と言う心が起きて、ついついあとはやってもらって当然と思うようになります。
こんな狭い了見に囚われずに、自分から進んで重い方を持たせて貰えば、相手も自分もどんなに気持ちが良いでしょう。

他にも、「自分は先輩だ」「自分の方がキャリアが長い」「自分の方が上手くやれる」、そんな了見に囚われて自損損他をしていることが多いようです。
「お前から挨拶しろ」とか、「お前が先にやれ」とか。しかし、自分からさっと動けば自利利他となり、相手も気持ちが良いでしょう。

自分で勝手にこしらえた「偉い自分」のイメージに縛られて、中身が伴わないまま尊大な態度をとるのは人間の常です。
これは、自分で自分を縛り付けているに等しいと思うのです。そして、人との関係が窮屈になります。
しかし、この縛りから解放されれば、本当の自由になれます。
これが自分からの解放です。
たいへん難しいことなのですが、心がけたいことです。