今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

成長の証

(写真:名駅ムーン その1)

成長の証

男と言うのは、やたら「大人っぽい」「子供っぽい」と言うのが好きな生き物だと思う。
「何を子供っぽいこと言っているんだ」と叱られたら、言われた方はそれを非常に恥として受けとめる。
だから男を黙らせるには、「子供っぽい」と言えば結構な威力を発揮する。
反対に「大人だねえ」と言われると嬉しくなる。最近「大人のラグジュアリー」とか「大人の秘密基地」とか、「大人」を冠したキャッチコピーが飛び交う。その対象は、60代、70代の小金を持った人たち。
残念ながら、50代はまだ「大人」とは呼びかけて貰えない。しかし、財布の厚みで、「大人」「子供」が決まるのもどうなんだろう。
つまり、それだけ男は年齢相応の成長にこだわる。別に、幾つになっても、子供のアニメや、アイドル好きでも良いと思うのだが。

人を見下すこと

大人だろうが、子供だろうが、自分をそのまま受け入れられたらそれで良いと思う。
しかし、「ありのままで〜」と言う歌もあるけれど、ありのまま、あるがままの自分を受け入れるのはなかなか難しい。
我々は、熱烈に人より優れていることを求めるし、人に劣っていることを許さない。
美人の彼女を連れて自慢げに歩いていたところ、たまたま知り合いの男子と遭遇。なんと、知り合いの隣の彼女は自分のより美人じゃないか。
とたんに浮かれた気分に水をさされる。
それが、原因で疎遠になることだってある。
そして、自分の彼女が引き立つような集団とだけ付き合い始める。
なんて見栄っ張りだろう。
だいたい彼女に失礼じゃないか。
でも、自分より劣った相手と比べたときだけ喜べるのは人間の悲しい性なのだ。

人の偉大さを感じること

対して、素直に人の偉さを認められるのは、とても気持ちが大人な人である。
自分より優れた人に接して、素直にその偉さを認められる。
きっと彼は、自分より先に出世していく同僚の肩を、僻みも強がりもなくニコニコ笑いながら叩ける人である。
よくドラマや映画には、そんな人が出てくる。成功を収めた同僚に満面の笑顔で抱きつき、頬ずりをする。
その度に、ああ、自分にはとても無理だと思わずにおれなかった。
でも、そのように嫌味なく、自分より偉い人に接することができたら、どんなにたのしいだろう。そして、どんなに素敵だろう。
それは、相手の偉いところを素直に学んで、自分も早く成長できるからだ。
もっとも、それができないからツライ。むしろ、進んでダメなところを探してしまう。しかも、それを嬉しげに口にまで出している。
だから、世の中、俄か評論家のオンパレードとなる。

成長して初めて分かること

その中、きちんと自己に向き合い、人の偉さを自分の糧とできる人がいる。
著名なコンサルタントによれば、成功する人の3条件は、「素直」「勉強好き」「プラス思考」だそうだ。
「素直」は、僻みも強がりもなく、相手の偉さを認めて頭を下げること。至らない自分を知らされても、変に卑屈にならない。
ありのままの自分を受け入れる。
そして、どうしたらもっと自分が相手のような偉い人になれるかを学ぼうとする。
そして、今日の勉強が素敵な明日を作るとよく分かっているから「勉強好き」。
今日より明日はきっと良くなると知っていることが「プラス思考」に繋がる。
変に気張らず、まだ階段の途中をを登っている自分を受け入れる。そして、自分より偉い人はいつかたどり着きたい自分の目標だから、あとは、そこに向かって一段一段登るだけ。
階段を登るほど、以前の自分のお粗末さが恥ずかしくなる。過去の自分を恥ずかしく振り返ることができることこそ、成長した証ではないだろうか。
そんな人間に自分はなりたい。