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今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

アナザーサイド

(写真:head to tokyo)

短所をあげたらきりが無い

自分の短所・・・
気が利かない。
飲み込みが悪い。
頑固。
自分勝手。
協調性がない。
意気地なし。
飽き性。
怠慢。
気分屋。
目線が低い。
社交性がない。
人に合わせられない。
・・・
もう、やめましょうか。
キリがない。
指を折っているうちに、だんだん気持ちが落ち込んで来そうです。
でも、少ないながらも自分のことを持ち上げてくれる奇特な人がいます。
こんな自分のどこが良くて、褒めてくれるのでしょうか。

アナザーサイド

紙に裏表あるように、物事が多面性を持つのは世の常です。
表から見る姿と、裏から見る姿。
反対にひっくり返っているので、同じものがまるで違って見えます。
分かりやすく言えば、アメリカ西部開拓時代の騎兵隊は、開拓民をインディアンの襲撃から守ってくれる頼もしい味方です。それをインディアンの視点に変えたら、自分たちの先祖代々の居住地を脅かし、理不尽な暴力を振るう合衆国政府の尖兵です。
日本の豊臣秀吉もそう。
水飲み百姓から最高位の太閤まで上り詰めた彼は日本の歴史上最大の成功者であり、またその成功譚を聞いて育った太閤びいきも多いでしょう。
でも、朝鮮、中国から言えば、軍隊を送り、大量の殺戮を行なった極悪人です。
反対に、四十七士の忠臣蔵ではすっかり悪役の吉良上野介も、地元では名君として慕われています。
そのように、常に物事にはアナザーサイドが存在し、また見る方向によって評価や価値観は著しく変化します。

短所を長所に

同じように、短所も見る方向を変えれば、別の見方ができるかも知れません。
・・・
気が利かない → 集中力がある
飲み込みが悪い → よく咀嚼する
頑固 → 意思が強い
自分勝手 → 自立心がある
協調性がない → 自分の意見がしっかりしている
意気地なし → 慎重
飽き性 → 知識欲旺盛
怠慢 → エコ
気分屋 → アクティブ
目線が低い → 身の程を弁えている
社交性がない → 孤独に強い
人に合わせられない → オリジナリティが強い
・・・等々。
とかく自分や人の短所を挙げては、矯正することばかりに気が行きます。
しかし短所は長所でもあるので、短所を無理に直すと、本来の良い部分まで失われかねません。
逆に言えば、長所と思って自惚れていると、人からはとんでもない短所に思われているかも知れないので要注意です。

持ち味

短所も長所も、多面的に見なければ、良し悪しを判別できません。
そして、短所と思っていることでも、意外にその人の持ち味となります。
例えば自分に自信がなく、すぐ人に意見を求めたり、またその意見で意思がコロコロ変わる人。
それは意志が弱く、優柔不断と言う短所です。
しかし、正しい指導者に巡り会えば、誰よりも熱心に指導を実践する最高の生徒になります。やがて、結果が出れば自ずと自信も生まれるでしょう。
あるいは、悪気はなくても人の望む反対をしてしまう人。
これは私です。
何遍指導されても言われる通りにできず、都度やり直しになるので生産性が低いこと甚だしい。
正直厳しいと呆れられています。
でも、みんなが間違いないと信じていることにも、疑問を投げかけることができます。そこをうまく広げれば何らかのイノベーションに繋がるかも知れません。
効率から言えば、みんなを同じ価値観で評価し、また横並びに走らせるのが正しいでしょうが、中にはその隊列からはみ出す私のような人間が出ます。
しかし、それはあくまで一面的な短所であって、アナザーサイドに行けば、とてつもない価値を生む特性かも知れません。
でも、そんな幸せな環境は人任せでは訪れないので、自分から動いて求めたいものです。
自分自身の人生なのですから。