今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

しっかりしていない人気者

(写真:暮れなずむ桜 その7)

肩の力を抜いてみる

「ちょっと、肩の力が入り過ぎているな。」上の人から前にそう言われました。
ところが、その時は「自分自身全くできていないし、もっともっと頑張らなかったら、ダメじゃないのか」と思っていました。
そして「とにかく、結果を出さなくてはならない。その為に、まずは自分が頑張らねば」と考えていました。
しかし、自分の思いばかりが先走って、周りから浮いていたかも知れません。
「肩の力を抜く」のは、少しペースを落として、キチンと周りと会話をしなさい、と言う意味だったように思います。

ダメダメじゃいけないのか

とかくスピードが出過ぎていたり、自分のやり方に固執してガチガチになっていると、周りと合わせることはできません。
そう、猛スピードで走っている列車には誰も飛び乗れませんし、形の合わないピースをはめても、パズルを完成させることができないようなものです。
しかし、自分に自信がないと、とかく自分を大きく見せようと気張ります。
「立派な人と思って貰いたい」
「優秀に見て貰いたい」
そんな自分の心の影に怯えて、実態以上の自分を演出しようとします。
ただ、そんな無理をしている自分はすぐに見抜かれますし、「イタイ」と笑われているかも知れません。
それくらいなら、本来のダメダメな自分を見せていた方がずっとマシです。
もちろん、最初から「僕ダメだから、代わりにやって」では嫌がられるので、「自分ができることはやります」と伝えた上で、できないことだけお願いするのが周りとの正しい付き合い方だと思います。

しっかりしていない人気者

「なんだか、あの人は頼りなくてさ」と言われながらも、そんなリーダーの元でうまく回っているプロジェクトがあります。
それは「なんだか」とメンバーの口に上るくらい、リーダーの弱点が共有されているからです。
例えば、アポイントを取るのは得意だけど、スケジュールを管理するのは苦手、だからすぐに約束が被ってしまう。
ダメだなあ、うちのリーダーは。
もう少ししっかりして貰わないと。
そう言われながらも、スケジュール管理が得意なメンバーが代わりに予定を調整して、結果うまく行く。
そして、リーダーは自分の得意なことに集中して、成果を出すことができます。
またメンバーは、リーダーのダメなところに呆れながらも、彼の優れた部分を認め、尊敬をするのです。

自分を信じる

そう考えれば、リーダーがリーダーの役割をすることは必須条件ではないかも知れません。
リーダーが自分のスキルを活かして高いパフォーマンスを発揮し、その代わりにメンバーがマネジメントするチームでも良いと思います。
実際、世の中には、経営に興味のない技術屋の社長に、経営担当の専務でうまく回っている会社もあります。もちろん、経営責任は社長にありますが、餅は餅屋、適材適所でできる人が出来ることをしてうまく回れば良いのでしょう。
そして、リーダーもメンバーも、固定の観念にとらわれる必要はありません。リーダーだからプロジェクトマネジメントや、モチベーションマネジメントをできなくてはならないとか、指導力を発揮しなくてはならないとか、そこにこだわり過ぎると、リーダーはかなり気張らなくてはならないし、メンバーも注文通りにならないリーダーに不満を抱えることになります。
お互い人間なのでダメなところはあります。あとは、そこを認め合って補完していければ良いと思います。
それには、まずリーダーが自分のがダメなところを受け入れなければなりませんし、そこを補完して貰いつつ、自分の利点を活かして最大のパフォーマンスを発揮するのです。
ダメな部分を出すのは怖いものです。しかし、誰しもそれを補って余りある長所があるはずです。そう自分を信じて、任せるべきところを任せ、自分の責任を果たせたら素晴らしいと思います。