今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

SQW3R法

(写真:錦、夜桜)

文書を読んでも頭に入らない

ドサッと渡され、「これ読んで、頭に入れておいて」と言われます。
それは、今まで自分が経験も勉強もしなかったこと。
日本語で書かれてはいますが、英語で書かれているのと変わりません。何度も読もうと試みるも、すぐに脳みそが停止する感覚に悩まされます。
コンサルタントは自分が専門でないこともよく勉強をして、人を指導できるまでになります。
経験も勉強もしていないことで、「よくやるなあ」と感心しますが、私も仕事で指示をされたら苦手だからと逃げる訳には参りません。

SQW3R法

頭に入りにくいことを効率よく学習する方法に、「SQW3R法」が紹介されています。
SQW3R法は、Survey、Question、Writeと3つのR、つまり、Read、Recall、Reviewの頭文字を取った言葉です。
これは、難解であったり、知識不足で読みづらい本を読んで、頭に入れるための読書法です。
Surveyは、文書を読む前にサラッと全体を眺めることです。どんな難解な文章でも、書かれている図を見たり、ポイントになりそうな言葉を拾ったりすれば、全体を眺めてだいたいの所を理解することができます。
次のQuestionは、Surveyと同時に行います。サラッと読みながら、書かれていることについて、自分がどれだけ知っているかを問いかけます。
そして、見出しや、ポイントの文章を使いながら、心に浮かんだ疑問を書き留めておきます。

Survey、Question、Write、Read、Recall、Review

次は、Read、これは2回行います。
まず、一度目は、そのままゆっくり読みます。見出しと文章との関係を考えたり、自分のQuestionの答えを探したり、著者の主張の理解に努めたり、とにかくじっくりと理解しようと読みます。
二度目のReadは、Writeと同時に行います。
読みながら、段落の要点をまとめたり、見出しの内容を一言で表したり、自分のQuestionに対する答えも書き出します。あるいは、著者の主張や、その根拠も書いていきます。
Recallは、振り返りです。
読んだものをどれくらい覚えているかチェックするプロセスです。
文章を全く見ずに思い出して、要約した言葉など思いついたものをどんどん書いていきます。また、Questionに対して上手く答えられなければ、それが書かれているところをよく読み返します。

例えば、こんな役立て方

最後のReviewは、最終確認です。
Recallで書き出したものを、文章を見ながら正しく書かれているかチェックします。
(参考:STUDY HUCKER「文章を完璧に理解する! 欧米で注目『SQW3R法』という読み方。」より)
このSQW3R法で、読みにくい文章の理解も圧倒的に深まるそうです。
私もビジネス書や、専門書など読み慣れない間はどうしても頭に入らず苦しみますが、この方法なら、深く理解ができそうですし、また理解するだけでなく頭に入りそうです。
私はご多分に漏れず、本を読みはするもののなかなかそれが身につかずに残念な思いをしています。
確かに、チーム作りのノウハウ本を読んでも、それでチームが上手く作れる訳ではありません。それは実践してみるにしくはないのですが、そうそうそんな機会には恵まれません。
でも本を読んで、それが少しでも身になるならば、実際の体験には及ばないまでも、とても良い学習の機会であるには違いありません。
もちろん、いつも本を読むたびにSQW3R法を実践してはいられませんが、ここ一番、大切なことを学ぶときには覚えておいて実践をしたいことです。