今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

オンがあるから、オフがある

(写真:大日ヶ岳の夜明け)

■毎日辛い仕事の中で

毎日、朝から晩まで辛い思いで仕事をする。
それなりに、自分の希望で就いたはずの仕事ですが、外から見ているのと、実際に中でやってみるのはまるで違います。
例えば、福祉、介護と聞けば、人の為になっていると言うイメージが先行し、それで志を燃やして飛び込む人もいるでしょう。
相模原の障害者施設で起きた元職員による大量殺人では、犯人はサポートするべき入所者に凄まじい憎悪を抱いていました。おそらく、職場の現実は犯人の志を大きく裏切るものだったのでしょう。
私たちも、職場では意に反することを行うこともあれば、職務以上に周りに気を使わねばならないこともあります。
そして、多くの人が、この職場は自分がいるべき場所だろうかと自問をしています。
そう、仕事は基本的には辛いものなのです。

■オフの楽しみ

哀愁のマンデーから始まった一週間も、華金で一応のピリオド。
土日は、疲れた身体と心のリフレッシュ期間です。
土日で計画して、2日間しっかり旅行するも良し、土曜日はしっかり身の回りを片付けて、日曜日は楽しみだけに使うも良し。
平日撮りためてあったドラマやアニメを一気に消化するも良し。
自己啓発に時間を使うも良し、体力作りや健康増進に頑張るも良し。
あるいは、親子のコミュニケーションのため、家族サービスに時間を使うも良し。
そこで私たちは、自分の気分に合わせていろんな業者のいろんなコンテンツやサービスを利用します。
しかし、それらの発信する開放感や楽しみは、私たちが日ごろ仕事で経験しているものとあまりに落差があります。
こんな世界で自分も働けたら、と正直思いませんか。

■オフを作る人たち

お客さんに気を使い、上司に気を使い、同僚に気を使い、部下や仕入先に気を使う。
それでまだ結果が出れば良いけれど、実際はなかなか成果に結びつかず、苦しい思いで過ごす毎日。
そんな気持ちを抱えながら、ディズニーランドで癒されると、「ああ、オレの職場もこんなに楽しければな」と言う思いがつい浮かびます。
あるいは、少女アイドルユニットのコンサートや、映画やアニメ等のエンターテイメント作品を見ながら、「オレもこんなエンタメ製作に関われたらなあ」なんてことを思いませんか。
まあ、分からないでもありません。重くて、気が休まらない毎日の仕事と比べて、私たちがオフに利用しているサービスやコンテンツの明るくて、楽しげなこと。
余りのそのギャップに気持ちが揺れるのも仕方ありませんね。
でも、私たちがオフに接しているものを作っているのは、私たち以上に厳しいプロ意識を持った人たちなのです。

■オンがあるから、オフがある

例えば、少女アイドルユニット。
スポットを浴びられるのは、ごくごく一部です。そして、スポットを浴びている人たちは、そのステージに恥ずかしくないよう徹底的にパフォーマンスを磨きます。
そこに関わる作詞、作曲、振り付け、ステージ、マネージャーの面々、そして当のアイドルたちも、日々気の休まらない思いを抱えて必死にエンターテイメントを作り出しています。
ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンのようなアミューズメント施設も、その裏でプロフェッショナルたちが必死で支えていることは、書籍等で周知の通りです。
また、映画やアニメ、楽しんで見ているとあっと言う間に過ぎてしまう作品も、これだけのものを生み出すのに、製作スタジオはどれ位の人員と時間を投入し、さらに無駄なく動かしているのかと感心します。
つまり、どんな業界だろうが、表面的に華やかで楽しげだろうが、オンは厳しく必死なのです。
しかし、お互い厳しいオンがあるからこそ、思い切り魂を解放できるオフがあります。
そう、私たちはもっともっとしっかりとオンに取り組まねばなりません。それは、お互い充実したオフを楽しむための条件なのです。