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今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

すぐやる力 〜仕事を成功に導く処方箋〜

(写真:彼方へ続く線路)

■仕事を成功に導く処方箋

仕事や勉強等、誰しもやらなければならないことを抱えています。
でも、反省してみれば、やらなければならないと分かっていても、手をつけかねていることが殆どです。
そんなことをしているうちに時間切れになって、お尻に火がつき始める。なんで、もっと早くやっておかないの!と叱られながら、泣く泣く始めるものの、時間が足らなさすぎて正直諦めモードになります。
それで、どれだけ今までチャンスを棒に振ってきたか。
しかも、その原因は自分が作っているのです。自分で作っていながら、「やっぱり、俺には無理だったんだよ」と能力のせいにする。
そう考えたら、成功する人、しない人の差は、案外早めに手を付けて十分準備できたか、放ったらかしにして時間が無くなってしまったかの違いでしかないようです。
ならば、仕事や勉強で成功したければ、「すぐやる」ことが肝心ですね。
仕事を成功に導く処方箋、それは「すぐやる」力です。

■ためらい、悩み、考えている時間

でも、なぜ大事なことと理解していても、なかなか手を付けられないのでしょうね。
考えてみれば、夏休みの宿題もそうでした。
私は、子供には「宿題は7月中に終わらせる」ように言っています。
なぜなら、夏休みは過ぎやすいものです。朝アニメもあれば、友達からのお誘いもある。プールも行かなくてはなりませんし、習い事もあります。子供は、子供なりに忙しい訳で、なかなか宿題に手を付けられないまま、あっと言う間に夏休みは経ってしまいます。
そして、親が長期休暇を取れるお盆に家族イベントは集中し、その余韻が覚めた20日過ぎに殆ど手つかずの宿題の山に唖然とするのです。
結局、楽しいはずの夏休みに、辛い宿題の記憶しか残らないのは、これが原因です。
本来、宿題とはやりたくないもの、しんどいもので、できればやらずに済ませたい。しかし、やらずに済ませられはしないから、そこに私たちの葛藤があります。
そう、ためらい、悩み、考えている間に時間はどんどん過ぎてゆく。そして、それは問題の先送りです。
また、先送りして良い根拠として、なんとなく「まだ時間がある」と甘く考える。
だから、すぐやることができなくて、手遅れになるのでしょうね。

■手を動かす効能

私は学生の頃、先輩に「数学はとにかく手を動かせ」と教えられました。
数学の難しそうな問題は、とかく手を付けかねてしまいます。そして、ああでもない、こうでもないと考え込んで時間を費やしてしまう。
でも、その考え込んでいる時、実際には何を考えているでしょうか。
「難しそうだな」とか、「放り出して何処か行こうか」とか、あまり問題に集中できていない気がします。
それより、まず鉛筆を取って、問題に書かれていることを書き出してみる。さらに、整理を試みる。図形の問題なら、示されている数字をもとに、そこから分かる値を紙に書き込んでみる。
そうすると、解法への道筋がぼんやりと見えてくるのです。前に光が見えれば、勇気を持ってどんどん取り組めるようになります。
つまり、人間は一度手を付けたことにのめり込む習性があります。そして、これを「作業のトランス」と言います。
この作業のトランス状態を早めに作り出すために、まずは手を動かすことが大切で、それは「すぐやる力」につながります。

■すぐやる力

すぐやる。
しかし、とかく案件が大きかったり、難しそうな時、なかなか手をつけられず、無駄に時間を過ごしがちです、
「やり始めたらシンドそうだな」
そんな思いがためらわせるのでしょうね。
仕事の量もそれなりで、少し余裕をもって回せている時は、いわばクールダウンしている状態です。
それに対して、案件が始まれば、おそらく今の150パーセント、200パーセントの稼働になるでしょう。
そのテンションの落差がなかなか埋められず、とりあえず先延ばしにしていると言うのが本当のところです。そして、それを上の人が気がつけば、手遅れになる前に盛大にカミナリを落として動かそうとします。
それはそれで有難いことですが、いつもそれでは情けないですし、また自分のスキルアップとか、キャリアアップに関することなら、やはり自分で動き出さなければ始まりません。
だから、なんとか「すぐやる」力を養いたいところです。
気が重かろうが、テンションが上がらなかろうが、重い身体を引きずってまず手をつける。車でも、何でも動き始めが一番シンドイのです。しかし、そこを過ぎれば勢いが勢いを生み、どんどん加速していきます。
それを心に入れて、何でも「すぐにやる」、そして人に対して発言する。
人の力も借りて、一番シンドイ立ち上がりをしのげば、きっと先に光があります。