今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

1万時間

(写真:那覇のよる その3)

■一流までの一万時間

「1万時間ルール」。
この言葉は、マルコム・グラッドウェル氏が著書「天才! 成功する人々の法則」の中で 「一流・天才と呼ばれる人は、例外なく1万時間の練習に打ち込んでいる」と書いたことで広く知られるようになりました。
例えば、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、あるいはビートルズ、それら歴史に名を残すような天才たち。
彼らを見ると、なんと豊かな才能に恵まれているのかと羨ましくなります。
それに比べて、何の才能も、能力も持たない自分は、このまま平凡でツマラン人生を生きるのかと、少しガッカリします。
私は「平凡であり続けることこそ天賦の才」と書くこともありますが、やはり才能があって、周りからもそれを認められて生きる方が元気が貰えます。
しかし、「才能は生まれ持ってのものだし、今更仕方ないんじゃないの?」と思われるかも知れません。

■1日1時間、あるいは10時間

「1万時間ルール」によれば、どんな天才と呼ばれる人でも、例外なく1万時間の練習に打ち込んで初めて才能が開花しているのだとか。
例えば、同じ仕事を続けて、毎日10時間ずつ頑張ったとします。月22日稼働として、一年に264日、そうすれば264×10で年2640時間。
なんと4年足らずで1万時間に達します。
ならば、すでに我々は今の仕事の相当なプロになっていますね。
ただ、人に言われてしている作業や、雑務に追われている時間が相当あるので、純粋に仕事そのものにそれだけの時間をかけられているかは疑問です。
また、本当に自分が情熱を傾けている仕事でなければ才能が花開くことはないでしょう。
あるいは、このような投稿を毎日1時間ずつ三年間続けている私は、これまでかなり取り組めたと思います。ただ、1日1時間では未だ1000時間強と言ったところです。
このペースでは、1万時間にたどり着くには、あと27年かかります。その時何歳になっているかを考えると、正直天を仰いでしまいます。

■いつか、何かに期待しない

どうして、世の中に「一流」、「プロ」と言われる人が少ないのか。
マルコム・グラッドウェル氏によれば、やはり1万時間の自発的な取り組みをしていないからなのでしょうね。
でも、
「会社で朝から晩まで一生懸命取り組んでいるじゃないか。相当の時間を費やしているのに、まだ一流には程遠いよね。1万時間ルールも当てはまらないことがあるのでは?」
確かに、そんな気持ちも分かりますが、よく身の回りを見渡してください。あまりマスコミには騒がれない仕事でも、その道のプロはいます。
例えば、弁当売り場のプロ、スーパーのレジ打ちのプロ、電車の運行表を作るプロ、配管工や左官屋さんのプロ。
彼らは間違いなくその道のプロフェッショナルですし、自分なりに仕事に情熱を持って1万時間取り組んだ成果が現れています。
それは、ナビに案内して貰った道はなかなか覚えなくても、自分で地図を見て一生懸命たどり着いた道はしっかりと頭に残るようなものです。
言われる仕事を、言われるルールの中で作業的に回しているだけでは、おそらく1万時間の積み上げには値しないでしょう。
自分で考え、情熱を持って、そして、「いつか」「何か」に期待しない。自分がどうなりたいのかとビジョンを持って取り組んでこそ、初めて1万時間が積み上がるのです。

■夢に日付を

あのワタミグループの創業者である渡邉美樹氏の有名な言葉に「夢に日付を」があります。
ただ、漠然と「5年後こうなりたい」と夢を見ていても、気がつけば5年はすぐに過ぎてしまいます。
例えば、5年後に家を持ちたいとします。
ならば、どんな家を建てたいかを具体的にイメージするのです。
広さは?間取りは?様式?和式?
マンション?一戸建て?
平屋?二階建て?三階建て?
場所は?沿線?
二世帯?三世帯?
庭の広さは?
そして、予算は?
そのうち、頭金は?
何年払い?
どんどん具体的に落とし込んでいきます。
すると、4年目には何をして、3年目には何をして、2年目には何をして、そして、今年は何をして、さらに今月、今週は何をして、と夢に向かうスケジュールが決まっていきます。
これが、「夢に日付を」です。
そして、渡邉氏自身、外食産業の経営者になることを目指して、期日を設定し、その通り行動して夢を叶えました。
1万時間は、確かに何年、何十年越しの長い取り組みです。
しかし、まず1万時間の最終目標と、その間のロードマップを設定します。そして、小さい目標の達成感をバネにして、次の目標に向かいます。
かくして、継続的に取り組んで、1万時間後に理想の自分に到達するのです。
私も、日々漫然と投稿を続けるだけでなく、いつの日にか、1日に5時間でも6時間でも書き続けられる立場を目指して頑張りたいと思います。
そうしたら、1万時間を過ぎた時、才能が開花して夢が叶うでしょう。