今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

まずは、圧倒されるくらい喋ってもらえれば成功

(写真:那覇のよる その1)

■自分にとっての気持ち良い会話

自分は、会話があまり得意な方ではありません。
しかし、もっと苦手なのは、同じ空間にいる人と無言の行をすること。
例えば、車の助手席に座った人がジーッと黙ったままだと、だんだん耐え切れなくなります。
「機嫌悪いんだろうか?怒っているんだろうか?嫌われているのかな?」
そこで、自分から話題を振って会話が始まるようにします。
すると、向こうもさぞ安心したように会話に乗ってきます。何のことはない、相手も会話の糸口をつかめないのと、ドライバーに負担をかけまいとして黙っていただけでした。
そして、会話が始まると、あとはお互い関心のあることの流れに乗って、どんどん会話は広がっていきます。
会話が不得意な割には、結構おしゃべりな自分は、おそらく8割方は喋っているでしょうか。
また、気持ちよく喋らせてくれる相手は心地よい人となり、会話が上手く続かない人は逆に気まずい相手となります。
つまり、自分が喋れたか、喋れなかったかで会話の心地よさは変わるわけです。
しかし、それは私の話に付き合って下さる方も同じはずです。

■話したい人と聞いてくれる人

心地よい会話とは、自分が気持ちよく喋らせて貰った時です。
しかし、それは「うん、うん」と気持ちよくうなづきながら人の話に耳を傾けてくださる方あってのことです。
お互い喋りたいもの同士だと、こうはなりません。とにかく、自分のことが言いたいものだから、スキあらば会話の主導権を取ろうとします。そして、自分の自慢や、あるいは関心のあることに話を振ろうとするのですが、一生懸命喋っているようで、意外に自分の言いたいことは届いていないものです。
まるでカラオケで、人が歌っている時にそれを聞かず、一生懸命自分の歌う曲を探している人たちのようです。本人たちはご満悦でしょうが、実はお互い、誰が何の曲を歌ったかを覚えていないのです。
会話では、その場にいる人全員が気持ち良くなって貰いたいと思います。
しかし、自分のことに関心はあっても、他人の話に関心がない者同士なので、心地よい会話を成立させるには、喋る人と、それを敢えて楽しげに聞いてくれる人の両方が必要なのです。

■会話とは意志の疎通

会話は、言いかえればコミュニケーションです。
ドラッカーは、「コミュニケーションとは、期待であり、要求である」と言いました。
だから、言葉を投げあっているだけでは、それはコミュニケーションでもなければ、会話でもありません。
会話には必ず期待する目的があり、叶えたい要求があります。
例えば、友達同士会話した後に、「あの人良い人なんだけど、話がくどいんだよね」と言われたら残念です。
友達と会話したら、お互いが気持ち良くなりたい、そして関係を深めたいと思っているはずです。
あるいは、上司が部下を呼んで、仕事のことで未だ理解が追いついていないところを伝えたいとします。それは、部下に気づきを生むためです。
しかし、どうしても上司の方が視界が広いので、高い目線のまま会話をします。すると、確かに言われていることは正しくても、部下の理解が追いつかないので、実感として持ち帰ることはできません。
会話には、その時々の目的があります。
そして、それを果たすために相手と意思を疎通させるのです。自分が気持ち良いとか、良くないとかは別で、そこをキチンと押さえておきたいと思います。

■会話の成功とは

「話し上手は聞き上手」とよく言われます。
話し上手は、話が面白くて、分かりやすく、知識も豊富で、しかもそれを立て板に水を流すように喋れる人。
普通、話し上手を目指す人は、そんな人に憧れ、そうなりたいと思うでしょう。
その為か、かなり自分で勉強もして、知識を豊富に溜め込み、専門的な用語をたくさん知っている人がいます。
そんな人と会話すると、結構一方的に喋られます。確かに凄いなあと思いますし、感心もします。また圧倒されて、少しばかりコンプレックスも感じてしまいます。
そして、意思の疎通は今一つです。
ただ、自分が聞く立場ならば、相手は満足しました。
もちろん、相手を満足させたと言う意味で、会話としては成功しているのかも知れません。そう割り切って、後は上手く質問で誘導していろいろと聞き出したいところです。
そのために、自分に知識があっても、相手と張り合わずに、ジッと耳を傾ける。
そして、ここぞで質問をぶつけて、更に会話を広げていく。
そうできれば良いですね。
相手が気持ち良く喋れるためには、良い合いの手と質問が大切です。良い質問が出来るよう勉強したいと思いますし、良い聞き方も学びたいと思います。