今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

業務時間はアウトプット、それ以外でインプット

(写真:生命大進化展 その10)

■会社は学校じゃない

「会社は学校じゃない」と言われます。
しかし、新しい仕事を依頼すると、「それは経験がないからできません」とか、「教育をしてください」と言う人がいます。
確かに、過去にやったことがなくて、経験を積んでいないことをイキナリ「やりなさい」と言っても無理でしょう。
だからと言って「できるようにしてください」と臆面もなく言われたら、正直ツライ。
本来、会社とはスキルを売る場です。そして、何のスキルも持たない人間には、買い手がつかないのは市場原理です。
しかし、会社はともすれば、学校のような、一人も落伍者も出さず集団行動をする場所と思われがちです。さらに、機会と教育は平等であるべきだと主張する人もいます。
しかし、これを言われた方は、かなりツライ。
何故なら、「教えてくれ」と言っている方はもちろん、それを受けて教える方も仕事の手が止まるからです。つまり、教えている人と、聞いている人の2人分仕事が進まないのです。仕事を手伝ってもらうために投入した人員が、一歩間違うとフル稼働メンバーまで巻き込んで仕事を止めてしまう。
分からないことは、教えなくてはしょうがありませんが、教わる立場の人は、かなり自覚すべきことです。

■業務時間はアウトプット、それ以外でインプット

理想論から言えば、業務以外でスキルアップを図り、それを業務時間で発揮する。
それを会社はお金を出して買う。
高いスキルには高いお金を、低いスキルには低いお金を支払う。これが、本来の平等です。
いわば、「業務時間はアウトプット、それ以外でインプット」の好循環です。
しかし、私たち雇われ人からすれば、これは結構しんどい話です。
何故なら、毎日仕事に出かけて、そこで割り当てられた仕事をこなすだけで、気持ちも身体も、もう一杯一杯です。
そこへ来て、オフでも仕事のことを考えよ。プライベートでも、スキルアップを図りなさいと言われたら、ホントに過労死しそうです。
そもそも日本の仕事は、成果より拘束時間を重んじるところがあります。内容如何に関わらず、拘束したら超過勤務手当を出しなさいと、政府の通達に喧しいのがその証拠です。
つまり、教育、スキルアップのようなインプットから、そのアウトプットまで、全て仕事時間で回そうとするのです。だから、自然と業務時間が長くなる。
それでも、スキルが高い人は、仕事か終われば何時でもサッサと帰る。そして、早く帰った分、また仕事のスキルアップのために時間を使う・・・なんて、出来ればカッコ良いのですが。

■アウトプットだけでは続かない

会社とプライベートを切り離して、仕事は一切自宅に持ち込まない。会社のことは、会社で完結する。
理想はさて置き、現実には、そうせざるを得ないところがあります。
実際、今までそれで大過なく過ごしてこられましたが、ここに来ていろいろと限界を感じています。
一つには、自分が過去使って、慣れ親しんで来たスキルが、どんどん陳腐化して、過去の遺物と化しているのです。
つまり、過去の資産のメンテナンスでは力を発揮できても、新しいスキルが要求される場面では、すっかり精彩を欠いています。
だからと言って、今メインの業務を考えたら、仕事時間を割いてまで新しいスキルの習得は許して貰えそうにありません。
つまり、過去習得したものをアウトプットして生きている状態です。アウトプットするばかりで、インプットしなければ、いつか枯渇します。
やはり、会社でのインプットが難しければ、プライベートでインプットを心がけなくてはなりません。今の生活サイクルを大きく変えずに、インプットを増やす方法はないものでしょうか。

■インプットの場所

しっかり時間を取って、まとめてインプットすることが難しければ、後は細切れの時間をどう活かすかです。
前に、「スキマ時間勉強法」ならぬ、「スキマ時間しか勉強法」なるものを聞いたことがあります。
「スキマ時間勉強法」は、私たちが何の気無しに手持ち無沙汰で過ごしてしまう時間をかき集めて、なんとか勉強時間を捻出しようとすることです。
例えば、どんなスキマ時間があるでしょう。
通勤電車の中、電車を降りてオフィスに入るまでの間。信号待ち。あるいは、銀行のATMの待ち時間や、スーパーのレジ待ち、レストランでオーダー後の待ち時間。そして、訪問先で先方の応対待ちの時間等々。
ついつい、手持ち無沙汰で、かつイライラして過ごしそうな時間をインプットに充てるのです。真面目に集計してみたら、結構な時間があると思いますよ。
それで、歩きながらでも聞いて学べる教材を用意したり、いつでも見られるように短冊を作ったり、すぐに開けるようにビジネス書をしのばせたり。
しかし、そう言うと、家でテレビを見ている時間や寝る時間を減らせばいいじゃん、と言われそうです。
ただ昔から、「家は煩悩の巣窟」と言われ、誘惑も多く、一度腰を下ろしてしまったら、中々動き出すのは骨です。
だから、勉強は家以外でするのです。
それが「スキマ時間しか勉強法」です。
スキマの時間を集めて勉強のサイクルを作る。それを、毎日10分とか、20分とかでも、ずっと継続できれば、1年で3650分=約61時間、つまり、2日半勉強時間を確保したことになります。
なにしろ、家に持ち込まないので、ストレス無く、無理無く継続できるのが最大のメリットです。
そうやって、少しづつでも勉強癖を付け、プライベートも仕事も豊かにできれば最高です。