今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

面白いも才能

(写真:生命大進化展 その6)

■面白がり力

毎日Facebookを見ていると、面白い動画をたくさんアップしている人がいます。
見て、思わずニヤリとして、「へえ」と関心する勢いで、「いいね」をします。
しかし、考えてみれば、よく次から次と面白い動画を探してくるもんだな、と感心します。
見た動画の全てが全て面白い訳ではないでしょう。ひょっとしたら、何10も見て、その中の選りすぐりを一つシェアしてくれているのかも知れません。だとしたら、安易に「いいね」じゃ申し訳ない、「超いいね!」をしなければなりませんね。
しかも、それアップするのが、超忙しい社長さんだったりします。
「社長は、経営の仕事が忙しいから、YouTubeなんか見ている暇がないのでは?」と疑問が湧きますが、むしろ、そのように広く面白いものを探す人だから社長なのかも知れません。
「面白い!」に気づく、あるいは面白がるモチベーションがあるから、自分のビジネスをもっと面白く、楽しいものにできるのではないかと拝察します。

■たい、のモチベーション

確かに、面白がるのは大事です。
それは、人間は「ねば」より「たい」の方がモチベーションが上がるからです。
母親が言います。
「遊んでないで、サッサと勉強しなさい。」
子供が言い返します。
「あ〜、せっかくやる気になっていたのに、言うからやる気がなくなったじゃん。」
これは、親の方がブチッと切れるパターン。
「なら、もう勉強せんでいい!」と、机も勉強道具も表に放り出されてしまいます。
えっ?最近の親はそんなことをしないって?
そうですね。
私も、していません。
何故なら、私自身、子供の気持ちが分かるからです。
「勉強したい」と「勉強しろ」では、モチベーションは、断然前の方が上です。
「〜せねば」と狭い枠に嵌められるより、自分は「〜したい」と自発的に動きだした方が、俄然やる気が違います。
ただ、私たち昭和人間は、どうしても「ねば」で人を縛る傾向があります。
また、それも道理なのは、「〜たい」で自ら動きだせるのは、余程しっかりしたビジョンを持っている人間に限られますし、少数派だからです。
普通の人間は、「ああしなさい」「こうしなさい」と一定の枠があった方か動けるのです。
しかし、それでも、自ら「したい」と言う気持ちにならなければ、人間は何かをすること自体不可能です。要は、「ねば」であっても、「たい」に脳内変換している訳です。
それが、自ら「面白い」を探して、臆せずにどんどん取り組むことができる人なら、脳内変換のオーバーヘッドがない分、どんどん先に進んでいけるでしょう。

■「面白い」も才能

「面白がり力」
これを、そう呼んでも良いかも知れません。
何見ても、あっ!面白い。
あっ!やって見たい。
遊園地で新しいアトラクションがあれば、とにかくやってみたい。
いや、やらずにおれない。
私などは、最初から「並んでまで、やるのは嫌だなあ」と冷めているところがあるので、あまり「面白がり力」は強くないかも知れません。
とにかく、新しいことがあれば、まずは見てみたい。体験したい。
頭で聞いて納得する人もいますが、やはり実地で見て、触って、使ってみたい。
幕末に回天の事業を成し遂げた坂本竜馬も、勝海舟も、とにかく自分の目で見なければ気が済まない、「面白がり力」のかたまりのような人だったようです。
「面白がる」のは、物凄いエネルギーです。
そんな人だから、エネルギーが溢れていたのか、エネルギーがあるから、「面白がり力」があったのか、果たしてどちらでしょうね。

■タレントマネジメント

「面白がり力」はたいへんなエネルギーを生むので、何かに振り向けると大きな成果が出ます。
しかし、何を面白がるかは、人それぞれです。
なかなか、会社が欲しがるような分野で注文通りの「面白がり力」を発揮してくれる訳でないのが難しいところです。
しかし、本人の「面白がり力」と求められている分野が一致すれば大きなパワーを生むのに、なんかもったいないですね。
でも難しいのは、意外に本人すら、自分は何が面白いかを自覚していないところです。
会社は、その人の力を十二分に発揮してもらいたいから、「何がやりたいか、好きなことを言いなさい」と促しますが、私たち日本のサラリーマンは上司の顔色を読むので、なかなか本心を明かしません。何故なら、正直に言って「それはない」と否定されたら、後々まで傷として残りますから。
そして、本心を封じ込めているうちに、だんだん自分の本当の「面白がり力」を見失ってらしまうのです。
対して、最近は大手中心にタレントマネジメントが言われ始めています。
その才能や「面白がる」分野を今すぐに採用できなくても、まずは会社としてキチンと把握をしようとします。そして、新たに何かを始める時に、その「面白がり力」データベースからメンバーをピックアップして、チームを編成するのです。
また中小企業ではそこまで出来なくても、例えば「パソコンおたく」の社員に社内システムの構築を任せてみる。そして、ベンダー顔負けのシステム部長が誕生した事例を知っています。
会社は、この「面白がり力」を使わない手はありませんし、私たちもキチンと自分たちが何を面白がり、何で力を発揮できるかをアピールしなければなりませんね。