今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

迷わずにオーダーできること

(写真:粘土細工 その2)

■昼食時の一コマ

一人ではなく、何人かと連れ立って食事に行くときの一コマ。
当然、立場が上の人からメニュー表を回す。
そして自分の場合は、最後にオーダーを決めることが多い。いつも周りが何を頼むかを見て、自分も決めるからだ。
まず、注文が一つに集中した時、自分だけ別のものを頼んでしまったら、出来上がりが遅かった場合に他の人を待たせる。
それがお客さんだったら、かなり気まずい。
あと、価格帯は合わせておきたい。
一人だけ高いもの、もしくは安いものを注文すると居心地が悪い。
やはり、皆んなが頼んだものの中で、一番コスパが良かったり、カロリーの少なそうなものを選んでいる。

■迷わずにオーダーできること

対して、最初にこれ!と言える人は凄い。
外食慣れしていると言うか、営業マンが得手のようである。
周りのメンバーに合うように、スパッと決めている・・・に見える。
想像だが、ある程度、食事にいくら使って、どれだけ満足感を求めるか。あと、周りの人間の予算感はどれくらいか、頭に基準が出来ているのだろう。
一緒に食事をするのは、言わば業務時間外であり、プライベートな行動である。しかし、同時に気の張る相手との共同作業と言う一面もある。
そこで、ついつい自分のこだわりを出して、オーダーに時間をかける。つまり、周りを待たせて、時間を奪うと、打ち合わせの時に隠していたその人の本質を見抜かれかねない。
すなわち、気働きができない人、決断ができない人である。

■気働きのある人

正直言えば、自分は気働きができない方である。
ついつい自分の世界にのめり込んでいる。
だから、集団でする球技は苦手だった。
彼がボールを持っている時に、自分が何処にいればパスを渡しやすくなるか、等考えることが途方もない高等技術に思えたのだ。反対に、勝っても負けても、全部自分持ちの個人競技は比較的気が楽だった。
やはり、自分の本質は開発者なのだ。
前段では、食事のオーダー一つにも気働きが現れると書いた。
その時のメンバーにもよるが、たいてい一番目はしの効きそうな営業マンが「私はこれにします」と声を上げる。
すると、自分のようなものが有難いのは、頼むものが安すぎないか、高すぎないか、何を頼んだら満足感があるか悩まなくて良いからである。また、自分だけ変なものを頼んで、出来上がりに時間がかかったら最悪である。
その点慣れた人は、手際が良い。
みんなが満足できるような行きつけ店に案内する。そこでのオーダーは、一言「自分〇〇定食をお願いします。」
目が醒めるようである。
また、初めての土地でも、女将に「お勧めはなんですか」とソツなく聞いている。
そうすると、他の皆んなも、「じゃあ、それ」と言いやすい。
この場合の気働きとは、皆んなに無用な気を使わせない心配りである。

■仕事の早さは判断の早さ

オーダーの早さは、判断の早さに通じる。
判断の早さは、仕事の早さにも通じる。
仕事の早い人、遅い人の違いは何か?
偏に技量の差とみなされる。
しかし、自分の仕事を振り返ってみても、どうしようかな、こうしようかな、と画面を睨んで取り止めのないことを考えている時間が多い。あの時間を悩まずに、とにかく手を動かしていたら、もっと早く終わったのにと反省する。
つまり、合ってようが、間違ってようが、まず判断をする癖をつける。そして、間違っていたら早めにやり方を変える。
それを繰り返すうちに、経験値に育てられて、ほぼ正しい判断をできるようになる。
最初判断ミスが多いうちは、じっくり考えた人には及ばないかも知れない。しかし、判断の精度が上がれば、その人の仕事の早さは熟考型を遥かに超えていく。
だから、仕事の早さは、判断の早さと言えるだろう。
それを、食事のオーダー一つにしても鍛えているのだ。
目の覚めるようなオーダーができれば、同僚や、お客さんの、あるいは女性の心すらつかめるかも知れない。