今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

胸を張る

(写真:百花 その1)

■マトリックス的、心と身体観

かのキアヌ・リーブス氏の代表先にして、一世を風靡した「マトリックス」。
電脳世界にアクセスして、コンピューターソフトと戦う話。
電脳世界では、アクセスしている膨大な数の人間が一大コミュニティを形成している。そして、コンピューターが生み出した世界は、1990年代の地球。皆んなそこが真実の世界と信じて生きている。
しかし、ある時、その電脳の夢世界から弾き出された人間がいた。彼は、今まで信じていた世界が全くの虚夢で、人間がコンピューターによって無機質に管理され、電脳世界と言う餌を与えられ生かされていると言う現実を知る。
かくして、一部のレジスタンスと強大なコンピューターとの戦いが始まる。
その劇中で象徴的なのは、心と身体が一つだと言うモチーフ。電脳世界に深くシンクロしている人間は、仮想現実の中で殺されても、それが現実世界の肉体の死となる。
心は、現実か仮想現実かを認識しない。そして、深刻な心のダメージは肉体へのダメージと直結していると言う世界観である。

■身体から心へ

マトリックスの登場人物は、電脳世界にアクセスをして、ウィルス駆除ソフト、ミスター・スミスに命を狙われながら戦い続ける。
圧倒的なミスター・スミスに対して、唯一対抗しうる人物がキアヌ・リーブス演じる主人公ネオと言う設定である。

マトリックスはその最たるものと言えるが、昔から心と身体の同一性を扱ったテーマは多い。
曰く、心が変わると、身体も変わる。
反対に身体が変わると心も変わる。
昨日から今日、今日から明日へと連続している毎日の中で、特に心を変えることは難しい。どうしても、昨日の自分を引きずってしまう。
しかし、現実は毎日しなければならない仕事が次から次とやってくる。時折、勝負どころもやってくる。昨日へこんでいても、今日は最大のレスポンスを発揮しなければならない。
そんな時、我々はどう気持ちの切り替えをするのか。一番手っ取り早いのは、身体を変えることである。
マトリックスでは、電脳世界が舞台だから、心が身体に深い影響を与えていた。
逆に、身体が心に与える影響も我々は日常的に体験するところである。

■自分を変える

例えば、休み明け。
のんびり過ごして、今朝から仕事かあ、と布団から起きだす。
完全に低速モードの心の回転数を、また上げるにはどうしたら良いか。
男性なら、ワイシャツを着る。スーツを着る。そして、ネクタイを締める。
この毎朝の儀式によって、だんだん心が戦闘モードに変わっていく。
女性もここ一番の勝負どころでは、やっぱりメイクだろう。鏡の中のいつもより気合の入った自分を見ながら、ようし!と心の拳を固めて、モチベーションをアップさせる。
営業マンは無理してでも良い服を着ろ!と勧める人がいる。顧客が高い買い物をする時、相手がヨレヨレの服を着ていたらガッカリだ。でも、高級なスーツ、腕時計をしている人には裕福感が漂う。顧客も、この人とつきあって、いつかそちら側の世界に行きたいと夢を見る。
そして、そう見られていることを意識する営業マン自身が、自己肯定感を持ち、外見に相応しい自分になろうと、成績向上のモチベーションにする。

■胸を張る

現実には家庭もあり、限られた可処分所得の中でなかなかそこまでできないが、停滞気味の自分から抜け出したかったら、もっと簡単に自己改造を図ることができる。
すなわち、姿勢を変えることである。
胸を張る。
自信を無くしている時は、目線が落ちて、背中が丸まっているものである。
そこで、ネクタイを締める要領で、クイと首元を上げるしぐさをする。すると胸元が開いて、自信が湧いてくるそうだ。
今はクールビズの影響で、ネクタイ文化が後退しかかっている面がある。しかし、首元をキュッと締めると、ガラッと戦闘モードに切り替わる効果がある。だから、なかなかネクタイ文化も捨て難い。
そして、背筋を伸ばして、胸を張る。肺が開いて、自信が溢れる気持ちになる。
あと、歩き方も大事だと聞く。
見たも気持ちよく、自分も気持ちが変わる、そんな歩き方のポイントは以下の通りである。
【1】胸を張る
【2】腕も振る
【3】背筋を伸ばす
【4】歩幅を広く
【5】笑顔をキープ