今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

シーソーゲーム

(写真:大滝渓谷 その1)

《ミスチルの歌?》

『♬愛想なしの君が笑った。そんな単純な事で遂に肝心な物が何かって気付く。』
で、始まるミスターチルドレンのヒット曲「シーソーゲーム」。

今まで、何度も耳にしたけれど、歌詞の意味までは考えたことがなかった。
そこで、改めて活字で全文を読んでみたけれど、やっぱり大意をつかみかねる。

でも、なんとなく分かったのは、「ツンデレ」相手の恋の駆け引きソングらしいということ。

だって、いきなり「愛想なしの君」だしね。
でも、そんなツンツン彼女が、たまに可愛いいところを見せると、男子はそこに命をかけて突撃する。だから、副題が『勇敢な愛の歌』だと解釈しているけど、どうだろう。

題の「シーソーゲーム」も、本来取ったり取られたりの大近接戦を意味しているけど、あっさりとなびかない彼女相手に気持ちの浮き沈み(まさにUPDOWN)を繰り返しながら、どんどん彼女にハマっていく心情を表しているというのが自分の解釈。

《シーンーを動かすには》

かなり前置きが長くなったが、この投稿では「シーソーゲーム」の言葉をもう少し違う角度で解釈してみる。
シーソーは、自分と相手があって初めて成立する遊び。
だから、人間は持ちつ持たれつと言うこと。
自分が下がるから相手が上がる。また相手が下がってくれるから自分が上がることができる。
ちょっと、夫婦にも似ている。
奥さんが人前で主人を立てるから、旦那は世間で面目を保てる。主人は家庭では奥さんに一歩譲るから、家の中が上手くいく。

時に下になり、上になり、お互い譲り合うからこそ、シーソーは動く。
して貰うばかり、威張るばかりでは、シーソーは成立しない。
おそらく、夫婦だけでなく、お客さんとの付き合いも同じ。
業者は、「顧客第一」のスローガン通り、誠心誠意お客さんを大切にするからいざと言う時、無理も聞いて貰える。
もし業者ばかりが自分の都合を通したら、「殿様商売」と顧客が離散する。反対に、お客さんが自分のことばかり言い始めたら、大手運送会社に見捨てられた某EC大手みたいになっちゃう。

持ちつ持たれつ、ギブアンドテイク、自他共栄。これらの言葉は、世の中を動かしているのはシーソーゲームであることを表している。

《与えることだけを考えなさい》

最近残念に感じているのは、ある業界大手の対応。
とくに、2年縛りの契約について。
機器を契約した時、「2年間は解約できません。途中解約すると違約金を申し受けます。」と言われた。
それは機器代の回収もしなければならないから、2年縛りは仕方ないだろうと納得して、2年経った頃、機種変のために訪れた。
そうしたら、「申し訳ありません。もう最初の2年は過ぎて、次の2年が始まりました。途中解約すると1万円かかります。」と言われて呆れてしまった。
あれだけ毎日、要りもしない広告を流しているクセをして、「そろそろ2年ですよ〜。大丈夫ですか。」くらい言えないのか。

いろいろその業界には、批判があるけど、完全にシーソーゲームが成立していない。
確かに、日本人は業者に対する要求が厳しすぎると言われている。しかし、金額をもっと落とせとか、非現実的な要求をするつもりはない。
求めているのは、もっと細やかで当たり前の、しかも誰が聞いても納得感のあるオペレーションである。
そのような細やかな当たり前を積み重ねるのが、日本人の強みではないのか。

自分はよく「与えることだけ考えなさい」と教えて貰う。
しかし、聞くたびに、凄い言葉だなと思う。
なぜなら、自分たちの行動は、費用対効果が基本。
かけたコストに対して、どれだけリターンがあるか考えるのが、正しいビジネスロジック。
そこに来て、リターンを考えず、相手が喜ぶことだけをしなさいと言うのは、NPOであっても口にするのは勇気が要る。

しかし、実験によれば、してあげたことを35に対して、して貰ったことは1しか覚えていないそうだ。
してやった意識ばかりが旺盛で、恩を知らないのが僕ら。
して貰っていないつもりで、もの凄くして貰っている。しているつもりで、その実、相手には伝わっていない。
だから、シーソーゲームを動かすには、まず自分から徹底的に与えることが大切なんだろうな。
恩知らずで、自惚れの塊の自分だから、「与えることだけ考える」で丁度いいのかも。