今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

卒アル写真で未来が分かる

(写真:サルベージ)

《卒アル写真で未来が分かる、か?》

「あっ、この子も、この子ももう亡くなっている。そう言えば、卒業写真でも影薄いもんね。」
と言う、オカルトチックな話ではありません。

アメリカの調査によれば、卒業写真で笑っている人に比べて、しかめ面をしている人の離婚率は5倍も高かったそうです。
あと、1950年代の野球選手の写真を調査した結果、写真で笑っている選手の方が長生きをしているそうです。

私自身振り返ってみると、卒業写真では、いつもしかめ面をしています。
そりゃ、笑って顎の線がたるんで見えるより、顎をひいてシュッと見えた方が写真映りは良いですから。
生まれてから、ずっとこの方メタボな私のささやかな抵抗です。

また、しかめ面とまでいかなくても、写真では、すまし顏を作りがちです。
もし、写真でも笑っている人がいれば、余程心に嬉しい気持ちが多い人だと思うのですが、いかがでしょうか。

《笑顔の効用》

この調査の結果を、一言で言えば、笑顔の多い人の未来は明るいということになります。

仏教では「和顔愛語」と言って、和やかな顔と優しい言葉は、困っている人に物やお金を施すことに劣らない布施であると教えられます。
確かに、事務所の中心のあの人が、ずっとしかめ面をしていたら、仕事がし辛くてかないませんね。反対にニコニコしていたら、それだけでこちらも楽しくなって仕事の効率が上がるような気がしますが、皆さんはどうですか?

私がよく思うのは、しかめ面をしている相手には、声をかけるのも、物を渡すのも憚られる。反対にニコニコしている相手には、気軽にいろんなことを頼むことができます。
だから、事務所で頼りにされたかったら、まずは笑顔に心掛ける。これが一番です。自然に周りに人の輪ができます。

そこからも、笑顔が多い人の離婚率が低いのは分かりますが、では、笑顔と長生きの関係はどうでしょうか。
人間の身体は実に60兆もの細胞で構成されています。そして、健康な人でも、そのうち1日に5千個がガン化します。
しかも、それを放っておいたら、ガンが増殖して命に関わるので、免疫細胞がいつも見張っていて、発見次第攻撃して死滅させます。
そして、この5千個のガン細胞の掃討作戦がいつも成功しているので、私たちは生き永らえられているのです。
しかし、ストレスを溜めたり、生活が乱れたり、あるいは喫煙や飲酒を過ごすと、免疫機能の低下を招き、ガン細胞の撃ち漏らしが発生します。
やがて、掃討に失敗したガン細胞が増殖し、手の付けられなくなったらガンで余命宣告を受けることになります。

ところが、笑いとか、喜びの感情はこの免疫機能を高めてくれる働きがあるのです。いつもニコニコして、心に喜びの多い人は、その分免疫が高まってガンになり難いということです。
そのため、一部ではこの笑いを治療に取り込もうと言う動きもあります。
長生きしたかったら、しかめ面をやめて、よく笑わなくてはなりませんね。

《苦しい時こそ笑え!の真意》

とは言え、「笑え」と言われても、この世は辛いことや腹立つことが充満しているので、ついついしかめ面になります。
だいたい嬉しくもないのに、笑えと言われても無理です。

しかし、アスリートの人がよく「苦しい時こそ笑え」と言っています。
アスリートは、自ら望んで進んだ道ですが、頑張ってもなかなか結果の出ない厳しい道でもあります。
そんなサッカー選手がなかなか結果を出せず、ついにはレギュラーメンバーから外されてしまった時、「つらい時こそ笑え」と言うのです。

もちろん、そんな時は本心から笑うことはできません。まして、私たちが怒られた時によくする苦笑いでもありません。
それは、苦しい時には、無理に作ってでも口角を上げると言うことです。
すると作った笑いであっても、脳は反応します。そして、自分の中から、前向きで嬉しい感情が湧き出てくるそうです。

確かに、知り合いの女性に「あなたは、どうしてそんなにいつも元気なのですか?」と聞いたら、「おち込んでいる時も、無理に笑顔を作ると自然に元気になるのよ。」と言っていました。
まるで、アスリートのような人です。

今でも、自分の写っている写真を見た時、苦い顔をしているなあ、と思います。
写真で笑っているのは、余程心に喜びの多い人でしょう。
でも、健康で長生きするためにも、人に愛され、頼られて充実した人生を送るためにも、写真でも笑えるくらいの笑顔を心掛けたいと思います。