今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

話し下手解消法

(写真:初夏への誘い)

《話し下手の人とは》

報告書やメールなら上手くまとめられるけど、口に出すとサッパリ要を得ない。私も、そんな話し下手人間のひとりです。

たまに、創作をする人にも居ますね。作品や世界観、文章は秀逸なのに、口で喋りだすと支離滅裂。何を言っているんだ、この人?と言う人。ただ、世間が天才と認めているから、「やっぱり非凡な人は違う」と許されるのでしょうが。

《話し方で評価される》

しかし、私たちのような一般のものは、やはり顔を合わせている時の話し方で判断をされてしまいます。私もこれでは随分と損をしました。
開発者としてお客様先を訪問した時、先方は「何を言っているか分からん」と口に出してまで言われなくても、明らかに「ん???」が顔に出ています。(せっかく、高いお金を払って期待していたのに残念)そう思わせたとしたら申し訳のないことです。
ただ製作には自信があったので、実際に動くものを提供すると、まるで評価が変わります。最初のうちは厳しいことを言われても、最終的には随分と可愛がって貰った思い出が多くあります。
それはそれで有難いことですが、やはり話し下手が原因で関係構築まで至らなかったケースもありました。
また社内でも、自分の思いやスキルを伝えられないため、いつまでも低い評価のまままでは残念です。

《話し下手の原因とは》

しかし、話すこと自体に特別な技術が要るわけでなく、まず言いたいことを伝わるのが大切です。
話し下手と言われる人は、話したいことが次から次へと浮かんでは、それを全て口に出すため、相手が混乱してしまうのです。
特に優秀なクリエイターは発想が豊かな分、どんどん話が飛びだしては、クルクルと切り替わるので、聞いている人はついていくのがたいへんです。このように、ときに頭が良すぎて、人に合わせられないために、話し下手といわれる人がいるのも事実です。

《メールならできているのに》

いずれにせよ、話し下手解消法は、特別にスマートな話し方を覚えるより、まず伝わる話し方をすることが第一です。
つまり、話すことをよく整理して、それから相手に伝える習慣をつければ良いということになります。
メールや報告書ではできていますよね。おそらく文字にする時は、伝わり難いことを伝わり易くするためにいろいろと工夫を凝らすからでしょう。例えば、内容ごとに小見出しを付けるとか。
確かに小見出しをつければ、相手が読む時にわかり易いのはもちろん、書き終わって見直す時にも、全体の流れがおかしくないかチェックし易くなります。

《話しをする時にも応用する》

話しをする時にも、小見出しを用意するのは有効な方法です。
例えば、トラブルの報告をする場合、
・何が起こったか
・相手、及び影響範囲
・現在の対応、及び相手の反応
・原因
・今後の対応
と言う流れが分かり易いでしょう。
この話で大切なのは、まず相手が一番知りたいことを最初に伝えること。いわゆる、「結論を最初に言う」です。

そして、この報告の目的は、最期の「今後の対応について」の承認をもらうことです。結論なら最初に言うべきでは?と思われるかも知れませんが、先に現状報告と、原因を情報共有しなければ、相手も判断できないので敢えて最期にしてあります。

文書にすれば、スッキリ書ける人は多いと思いますが、それは書き始める前や、提出する前の見直しの段階で内容を整理するからです。
対して、早く伝えたい、たくさん伝えたいと焦って未整理なままで口に出せばまず失敗します。
口頭は手間をかけずに伝えることができますが、逆に手間を惜しんで口に出した結果、相手を混乱させ、結局文書での提出を求められるハメになります。

ならば、話す内容の流れの小見出しをメモ用紙に書き出してから報告に向かうくらいの下準備をすれば、お互いの時間の節約になるでしょう。
やがて、その思考法が身につけば、話が上手い人のように口頭でのコミュニケーションを自分の武器に出来るのではないでしょうか。

偉そうに書きましたか、私自身目下、この話法を修行中の身です。