今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

大好きになれる日


(写真:桜、雨に打たれても)

人間には、誰しも苦手な人がいます。
その人の前ではつい身体に力が入って、頭も回らなくなります。
(あれっ、何を言っているんだろう?いつもの冴えている俺はどこに行ったんだ?)
一番良いところを見せたいのに、気がつけば一番情けないところばかりを見せています。
結果、会うたびに手厳しいことを言われ、ますます苦手意識が高じます。

そう考えると、普段の自分で接することができれば、関係の改善は難しいことではなさそうです。
とは言え、一度染み込んでしまった苦手意識を拭うことはなかなか大変です。
反面、人から「あんな怖い人とよく普通に接していられるね」と言われることがあります。その人の前では皆んなガチガチになるくらい怖い人でも、何故か私だけは少し大目に見てくれます。所謂、これをウマが合うと
言うのでしょうか。

このように考えると、その人のことを怖いとか、苦手とか考えるのは、自分の中で勝手に作ったイメージに怯えていることが多いように思います。
最初から、「怖い」「怒られる」「注意を受ける」と言ったイメージに凝り固まって、構えに構えた状態で接するから、こちらは「早く解放されたい」ばかりですし、相手も「ハッキリしないやり辛い奴だな」としか思わないのでしょうね。
しかし、それでも関係を維持できているのは、当然人間同士の付き合いなので、厳しく指摘をされることもあれば、細かくフォローもして貰っているからでしょう。
怒られ続けて、もう無理と思っている時に限り、「どう、最近元気ないけど大丈夫?」なんてフォローをされて、少し気持ちが軽くなります。そうして、気持ちの山と谷を経験しながら、付き合い続けていくものなのでしょうね。

それでは、そんな自分の中の怖い人のイメージを変えるにはどうしたら良いのでしょうか。
簡単に言えば、好きになることです。
その人のことを感情的に好きになれば、相手の言動を前向きに解釈できます。
「ダメじゃないか」→お前らしくない、どうした?
「ハッキリしろ」→お前のことをちゃんと知りたい
「手をだすな」→お前にはもっと他のことを期待している
「役に立たない」→早く役に立つようになって助けてくれ
・・・なら、そうと言えば良いのに。それに、あの人を感情的に好きになるのは絶対無理!

それはそうです。そんなに簡単に誰でも好きになれたら、世の中何も問題は起こりません。
しかし、難しくても、道のりは遠くても、相手を好きになる努力は必要だと思います。
そして、その為の呪文を考えました。
曰く、
『今日はあの人を大好きになれる日』です。
苦手な、怖いあの人だけど、時折優しかったり、気遣いを見せてくれます。そして、そんな優しさを知った時に、自分の中で好感度は急上昇します。
今日は、そんな相手を大好きになる素敵な一言に出会える日。怒られても、叱られても、そんな一言をきちんと拾って帰ろう。大好きになろう。
そう呪文を唱えたらどうでしょうか。
いささか、少女趣味ではありますが、相手を肯定的に見ようと腹を括っているから、まず自分の雰囲気が違うはずです。そうすれば、相手の応対も変わるでしょう。やがて、本当に好きな人になれるかも知れません。

『呼べば呼ぶ
呼ばねば呼ばぬ山彦の
まず笑顔せよ 必ず笑顔する』