今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

好かれる

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(写真:阪神 その2)

以前読んだ4コマ漫画での男女の会話。

スーツに身を包んだシュッとした女性がもとカレに迫ります。

「あなたが私と別れて付き合っている彼女、私より美人なの?」
「いいや、君の方がずっと美人だよ。」
「なら、私より料理が上手いの?」
「いや、全然苦手。僕が作る方が多いかな。」
「じゃあ、私より掃除や洗濯が完璧にできるの?」
「いや、家事は全然ダメ。」
「なら、どうして私より彼女を選んだのよ!!」
「だって、彼女といると楽なんだもん。」

ああ、そう言うこと・・。
完璧過ぎる彼女に息が詰まっていたんですね。

人間は、完璧な人に憧れ、そして完璧な人に近づこうとします。
そして、完璧な人になった時に、周りは重宝がりますが、少し距離を置くようになります。
せっかく、周りに認められたくて頑張ったのに、実に残念です。

家で一緒にいる奥さんが、朝から晩まで完璧に家事をこなして、ゆっくり腰を降ろしているところを見たことがない、そんな人だったらどうですか。
なんだか、休みにゆっくりしているのが申し訳なくて、早々に身仕度して出掛けたくなります。
一緒に朝寝坊をして、「ゴメン、朝ごはんまだ出来ていないの」と、二人で準備しているくらいで丁度いいかも知れません。もちろん、子供が生まれるまでのことですが。

人間は隙のないものには、かえって息苦しく感じるものです。
むしろ、少し隙があるくらいが親しみを感じます。
例えば、職場では。
やるべきことはきちんとこなすけれど、どこか抜けている。いつも会議の日程を周りに聞いてくるとか、コンピューターが全くダメで新人の女の子に頭を下げて教えてもらっているとか。
「うちの上司、仕事はちゃんとするのに、どこか頼りないんだよね。」
「そうそう、だから私たちがしっかりしなきゃ。」
なんのかんのと言って、しっかり支えてもらっています。そして、いつの間にやら、協力な戦力をシッカリと味方につけている。

なかなか真似してできることではありませんが、それで回れば、チームが万遍なく力を発揮できている非常に理想的な状態です。
逆に完璧なだけの上司だったら、憧れられはするものの、ダメ出しが怖くて萎縮するかも。
むしろ上司の方から「ダメな僕を助けてね〜」が勇気を出して言えてしまうと、皆んな自分のやるべきことがハッキリして、やり甲斐が生まれるのではないでしょうか。

完璧にこなして尊敬されるのも有りなら、隙だらけで和んでもらうのも有りです。
しかし、私たちは完璧とは程遠い人間なので、むしろ自分をさらけ出して助けて貰うのが正しいのでしょうね。
勇気がいりますけど。