今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

姿勢でしか理解を得られない

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(写真:チュン、チュン、チュン)

CBCラジオで、もう長らく続いている「ラジオ人生相談」。
前はもう身も蓋もないような相談が多かったのですが、最近は割とおとなしめの内容が増えてきました。

さて、今回の相談者は、脱サラをして起業をした人でした。
もちろん、余程顧客のあてがない限り、起業した人の殆どが苦労をします。
相談者の悩みは、「事業を続けるに当たって親類縁者から支援を受けたいのだけれど、赤字続きの現状では、これ以上お金を出してくれそうにない。もしかしたら、出資を返せと言われるかも知れない。
食べるのにも事欠いて、コンビニでバイトをしたりして、なんとか凌いでいます。どうしたら良いでしょうか」と言うものでした。

そうしたら、「コンビニでバイトしている」と言うところにコメンテーターが引っかかりました。

「あなた、そこが間違っている。起業して食べられなくなるのは当たり前。それが分かっていて起業したのではないか。
それを食べられないからとコンビニでバイトなんかすれば、皆んな貴方の本気度を疑いますよ。
そんなことをしている暇があったら、どうしたら売れるのか、どんどん考えて、どんどん試すんです。
周りの人間に信用して貰いたかったら姿勢でしか示せないのです。」

窮状を訴えたつもりが、散々言われて、さぞやヘコんだことでしょう。
でも、確かに事を為すのは容易なことではありません。
普通に会社に勤めていても、それは思います。
技術者が一人前になるには、9時〜5時の定型業務をこなしているだけでは無理でしょう。
営業マンが一人前に売れるようになるには、相当泥水をすすらなければなりません。
そうして、「なんでここまで」「もうできない」と悲鳴をあげつつも、自分なりに掴んだものが財産です。
毎日、作業だけをこなしていて、「あれ、なんでやるべきことをやっているのに結果がでないんだろう」と言っていても所詮がありません。
それは、マニュアルでもなく、手順でもなく、自分の成功パターンは自分なりに構築しなければならないのです。
そのためには、一度は突き抜ける体験が必要です。それがなければ、ずっと低空飛行で行かなければなりません。もちろん、周りが許せばですが。

この相談者の起業家は、まだそこに気づいていないのでしょうね。
あえて、人の行かない厳しい道を求めたのです。言われた作業をこなして生きる道はあったのに、それを選択しなかったのですから。

仕事は生きる手段です。
それだけに捧げても満足のいく人生になる訳ではありません。
でも、しなければ生きていけません。しなければならないのであれば、厳しくともその道のプロと言われるよう真剣な姿勢で臨みたいと思うのです。