今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

役割の自覚

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(写真:公園の黄昏)

事業継続のために、会社にどうしても必要な3つの機能。
あるビジネス書では、それを『3つのホライズン』と表現しています。
ただ、何故ホライズン(地平線)なのかまでは書かれていませんでした。

まず、第一のホライズンは、今持っている事業や製品を守り、拡大する部門です。
営業、保守、あとメンテナンスをメインに行っている技術部門などが当たります。会社の収益の殆どはこの部門が上げています。

次に、第二のホライズンは、製品を開発し、市場での評価を検証して、実際に売れるものを作る部門です。
技術、開発部門がこれに当たります。
第一のホライズンである収益部門が失速しないように、常に弾込めを行います。

第三のホライズンは、一言で言えは、第二のホライズンに選択肢を与えるのが仕事です。
可能性の中からテーマを選んで、市場で受け入れられるか、受け入れられないかを実験し、その結果を集約します。
予算、納期には縛られませんが、一番身体と頭を使わねばなりません。
会社で言えは、企画、研究部門です。
ただ、著者から一言注意があったのは、企画、研究部門はおもちゃをたくさん作れば良いのでない。実際、市場に投入して、きちんとユーザーから評価を受けなければならない、ということでした。

会社の中では、この3つのホライズンは何れも欠かせませんし、自分の部門の使命感をもって、互いに連携する必要があります。
曰く、第一のホライズンである営業部門は、会社を存続させるために、収益確保をなんとしても達成します。
それで、初めて第二、第三のホライズンが安心して自分の責任を果たすことができます。

第二のホライズンである開発部門は、収益確保に頑張っている営業部門に一刻も早く打つ弾を込めなくてはならないと、常に先手先手で開発計画を立て、それを実現します。
それがあって初めて、「銃後に不安なし」と営業部門は思いっきり戦えます。

第三のホライズンは、開発部門が製品化をすべきテーマをどんどん検証し、積み上げることによって、開発部門のテーマが枯渇しないようにします。

この3つのホライズンは、互いにとても大きな責任を担っており、しかも自分の本分を心得ていなくてはなりません。
第一のホライズンは、あくまでも今あるものでの収益の確保が任務であり、また、第二のホライズンは今収益が確保されているからと言って弾込めを怠ることがあってはなりません。
第三のホライズンの任務は、とにかく第二のホライズンに選択肢を提供することです。それは、第二のホライズンの開発力を信頼してのことですから、欲張って製品化まで請け負っては本分がおろそかになりますし、第二のホライズンもまた第三のホライズンに製品化まで期待してはなりません。

ただ、お互いが連携して成果を上げる為には、部門間の話し合いがきちんと持たれる必要があります。
お互い任務は異なりますが、目指しているビジョンがバラバラでは、連携どころか、却って力が削がれます。

以上は、私の中の理想の形です。
お互いにこの力を発揮して動き出すには、もっと経験や技術、モチベーションが必要でしょう。
お互い足らないところは補いながら、場合によってはお互いの任務をフォローして、理想に近づければと思います。