今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

技術、努力、そして・・

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(写真:重〜い曇り空)

テレビの子役を見て感心することがあります。
一言で言えば、「しっかりしている」のです。ドラマの演技では、子供を子供らしく演じているので分かりませんが、バラエティーに出演した時は、大人の出演者以上に番組を盛り立てようと頑張っています。
うちの子供を見ていても、あるいは自分が8歳や9歳の子供だったころを思い出しても、あまりの違いに感心します。

業界を取り上げたブログでは、それを「プロ意識」と表現しています。
お金をもらっているというプロ意識、芸能界にいるというプロ意識、エンターテイナーというプロ意識。
それを、若干7、8歳の子供が持てるのは、いったいどうしてでしょうか。

子供を子役にしたい。少しでも容姿の良い子供を持った親なら、一度は考えるのかも知れません。
子役になるには、有名な劇団に入れて、契約しているテレビ局からオファーが来るのを待つ。当然、オファーが来ても、劇団に所属している子供の数は多いので、オーディションとか行われるでしょう。あるいは、劇団である程度、選抜するのかも知れません。

それは常に、「競争」という世界。
さらに、選抜されて制作現場に送られてからも、現場独特のピリピリした雰囲気に触れます。その環境が普通の子供を急速にプロへと育てるのでしょう。
子供は、素直、言い方を変えれば、染まりやすい、順応性が高いので、大人の世界に身を置くうちに、大人のような子供が出来上がるのは無理ありません。
昔、まだ子役だった安達祐実氏が「私のような若輩者が」と挨拶をして、「子供らしくない」とブーイングを受けましたが、それで彼女を責めるのは酷というものです。
なぜなら、安達祐実氏に、一流のエンターテイナーであることを求め、大人であることを強要したのは、他でもない私たちなのですから。

では、子供ならぬ、大人であり、プロである私たちの意識はどうあるべきでしょうか。
よく「さすがプロ」と聞くと、「私も早くそう言われるような人間になりたい」と思ったり、言ったりします。
でも、私たちが「専門業者です」とやってきた相手にどんなことを求めているでしょうか。やはり、その道の専門家、プロフェッショナルを期待しているのではないでしょうか。
そして、よくその期待を裏切られては、「あの業者駄目だなあ」と文句を言っています。

「よく」とは言いましたが、それを言われ続けている会社は、当然左前になります。
ですから、私たちが自分のことを「プロフェッショナル」と思っているか、いないかは別にして、お客さんはそれを期待していることを意識しておかねばならないと思います。

あと、職責によって求められる意識、マインドも当然異なります。
誰しも最初は作業者として、仕事に従事します。
営業ならば、DM打ち、電話かけ、飛び込み、開発ならば設計やプログラミング。みんな何年もやっているうちに、それなりにうまくなり、成果も出ます。
そうすると、当然、上位の職位や、企画的な仕事を期待されます。
ところが、どうしても前職の経験しかないために、その延長で職責をこなそうとします。たとえば、営業のマネージャーになったら、課全体の数字に責任がつきます。しかし、その負荷を自分自身かけると、自分の数字はどんどん上がっても、マネジメントが行き届かない課全体の数字が落ち込みます。

特にマイクロマネジメントしかできない私は、この罠にはまり易いことを自覚しています。
確かに、刑事ドラマのチョーさんみたいに、ずっと慣れた仕事を一生続けさせて貰えれば幸せですが、現実の組織ではそう行きません。
まず、技術より、努力より、その職責に求められる「マインド」を身につけることが大切であると反省しております。