今日学んだこと

分かっていることは書かない。分かっていないから書いて学ぶ。だから「今日学んだこと」なのです。

性能差

(写真:タコ焼きバー)
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車に性能の差があるように、人間にも同じように性能の差があります。
私は、昔からあまり自分を高く評価してこなかったので、自分ができることは当然人はできる、自分が分かることは当然人は分かる、と思ってきました。

一見すると謙虚なようでいて、実は不親切極まりない考え方です。
性能差と言うと人を馬鹿にしているようですが、その人の経験や生まれ育った環境によって、どうしても受け入れ難いものや考え方は存在します。

例えば、もの凄く慎重な人に、「とにかくやって見て、それで失敗して学べば良い」と言ってもなかなか受け入れられません。そんな相手に対して理詰めで追い込むような言い方をしたら、相手は心を閉ざしてしまいます。
そのように、相手の顔色を見ずに自論を押し付けるのは、自分と相手との性能(もしくはバックグラウンド)の違いが念頭にないからだと反省されます。

たとえば、知り合いになった女性と、人生観について論じる機会がありました。
相手は30を過ぎていたのですが、非常に幼い人生観を持っていました。そこへ私は正論をぶつけました。
こちらにその気持ちがなくても、相手はコーナーポストに追い込まれ殴られるような気持ちだったでしょう。正論故に反論ができず、ただ言われるしかなかったのです。

正しいことを言って、どこが間違っているのか?と聞かれるかも知れません。
ただ、相手が正論を受け止めるだけの体力、あるいは性能を持っているなら、それは正しいことだったかも知れません。しかし、受け止めきれず、残念ながら心を閉ざしてしまいました。

他にも、延々と正論を並べ立て関係が気まずくなったとがあります。
言葉は受け取ってもらえてこそ意味があります。受け取ってもらえなければなんの意味もないのです。

女性のことがあってから、私は人間の性能差に関心を払うようになりました。
もう、許してはくれないでしょうが、また縁があったら、深く非礼を詫びたいと思います。